2009年度教区活動連帯金配分協議会は、9月15日、教団会議室で開催された。出席者は、各教区総会議長および財務委員長(東海教区、沖縄教区は欠席)、教団宣教委員長、伝道委員長、予算決算委員長で、総幹事、財務幹事、予算決算委員が陪席した。
教区活動連帯金配分検討委員会(以下、「検討委員会」)委員長の疋田國磨呂関東教区議長、内藤留幸総幹事の挨拶に続き、検討委員会が議長団となって協議に入った。
前回記録の承認を巡り、東海教区が脱退を表明しているのに記録に欠席者として記載されていることへの疑義が出されたが、議長団からこの協議会は第27回教団総会で可決された議案第36号に根拠を持っており、全教区が参加するという議案の趣旨を超えて、脱退を承認することはできないため欠席扱いとなっているとの説明がなされた。前回記録は他の箇所を一部修正の後承認された。
この制度のあり方に関する協議に多くの時間が割かれた。制度の運用に関して、第27回教団総会前記議案によれば、全教区が拠出し、必要に応じて配分することになるが、拠出教区、受入教区、どちらでもない教区に分かれてしまっているとの意見と、全教区が拠出し、配分することになっているが、現状では事務処理上の便宜から相殺して実行しているだけで、総会議案の精神は生かされているという意見に分かれ、各教区の認識の違いが浮き彫りとなった。これらを受け、ここ数年、この制度の教団機構上の位置づけを明確にする必要が認められてきたこととあわせ、総幹事を通して常議員会でこの制度の検討に着手するよう求めることで合意した。その際、第27回教団総会議案の精神を生かすことを前提とすることが確認された。
全教区参加を前提として2010年度配分案が提示され、各教区のそれについての意思を表明した。その内容は、東京教区が留保、神奈川教区、中部教区が持ち帰って検討、その他の教区は受け入れであった。
2009年度検討委員は現委員が留任することとなった。
(柴田もゆる報)
神に起こされた石ころ 金田佐久子(西川口教会牧師)
私の献身のきっかけは母の死でした。母は持病の喘息の発作のため突然亡くなりました。誰もいなくて助けることができず、処置が間に合わなかったのです。
そのときの私には希望がありました。微力ながらも、海外へ行って貧しい人々を助けたいという願いがありました。けれども母が死んで父が残され、私と妹が同居することになりました。母を失った大きな悲しみと共に、挫折し、傷ついた思いもありました。「どうしてこんなことが起こるのか」と問い、一方で、「神様はすべてをご存知である」と、自分の心に言い聞かせていました。
母の死から約1年後の1997年2月、西川口教会は、祈りの集いであるアシュラムの講師に、今は亡き酒井春雄牧師(当時、新潟・栃尾教会)をお迎えしました。アシュラムの後「恩寵あふるる-これらの石ころからでも-」という酒井先生の信仰自叙伝を読みました。この本に酒井先生が献身へと導かれた出来事が書かれています。
銀座教会の信徒であった青年時代の酒井先生に献身の思いが与えられ、当時の銀座教会名誉牧師の渡辺善太先生に相談したときのことです。渡辺先生は酒井青年にこのように答えてくれました。
「君は聖書の中にこんなみ言葉があるが知っているか。『神はこれらの石ころからでも、アブラハムの子を起すことができる』(ルカによる福音書第3章6節・口語訳)。その思いが、神が起してくれたものなら必ず実現するが、人間の思いであれば、どんなに条件が揃ってもだめになる。伝道者になりたいという思いが、神からか、自分からか、わかる道は一つだけある。状況がどうであろうがそのための準備をし、何年かかっても学び続けること。目的を達成したら、神の起してくれたことだから思い切り働きなさい。もし中途で挫折し、み旨ではないと知っても失望するな。神は、信じる者の努力を無駄にはなさらない。半年間も考え続けたなら、思い切って取り組んでごらん。大切なのは神から出された宿題に、まともにぶつかってみるかどうかということだ。」
読んでいた私も渡辺先生のこの言葉に心を動かされました。その頃、自分がこれからどうしていけばよいのかを祈り求めていたからです。しばらく祈りつつ考えましたが、「踏み出してみよう。神が起こしてくださるならば実現する。神と教会のために献げよう」との思いに至りました。
自分と家族の生活のために今までの仕事を続けながら、教団補教師検定試験をCコースで受験しました。試験に無事合格して、会社を辞め、2000年4月に母教会である西川口教会の担任教師として招かれました。島隆三牧師・静江牧師のもと、4年間共同牧会で仕えてきました。島先生方の転任に伴い、2004年度から主任担任教師として、永本慶子牧師と共に仕えています。来年の3月で教師となって10年になります。
今日まで守られてきたのは、神が私を起こしてくださっているからだと信じています。思い切り働いて、救いのために用いられることを喜んでいます。2年前のクリスマス礼拝では、ずっと同居している80歳の父が洗礼を受けました。私は自分の父親に洗礼を授けるという恵みにも与りました。
献身の導きとなった聖書の言葉から、自分のことを「神に起こされた石ころ」に過ぎないと常々思っています。さらに、アブラハムの子孫として祝福の中に加え入れられたことを心から感謝している日々です。
◆教団年鑑刊行のお知らせ
このたび、日本基督教団年鑑2010年版を刊行いたしました。前年版以降の新たな情報を満載しておりますので、是非お買い求めください(定価3600円+税)。また、ご購入いただいた方には、是非アンケートハガキにお答えいただき、当年鑑についてのご感想やご批判をいただければ幸いです。来年3月に発行予定の追録をお送り致します。
なお、直接お買い求めの際は、03-3202-0541事務局総務部にお電話ください。
2009年11月
日本基督教団事務局総務部
◆お詫び・訂正 教団年鑑冒頭の『教団の記録』末尾に『教団創立87周年記念日』とありますが、『教団創立68周年記念日』の間違いでした。また『牧会手帳』収録の『日本基督教団年表』末尾、6月24日の項も、正しくは「教団創立68周年記念日」になります。お詫びして訂正いたします。
◆CD版グラフが語る日本基督教団の実像
(解説付57分)
《協議資料満載》
修養会・伝道協議会への提言資料として
予算決算委員会制作・販売
予算決算委員会は、折しも日本伝道150年を迎えるにあたり、教団の将来的展望を求めて、教団の過去50年のデータを収集・分析しました。発表後反響大につき、販売を開始します。
◎販売価格 1枚500円
◎送 料 80円(複数枚送料は実費)
ご入用の方は下記宛に、ファックスかEメールで、お名前、住所、所属教会を記入の上ご注文ください。代金のお支払いは、商品受取り後、同封の郵便振替用紙にて、払込料負担でお願いいたします。
〒169-0051東京都新宿区西早稲田2-3-18
日本基督教団事務局財務部
Tel 03-3202-0543
Fax 03-3207-3918
E-Mail: 50ysdata@uccj.org
吉田 稔氏(無任所教師)
2月1日、逝去。96歳。宮城県に生まれる。
’76年日本聖書神学校を卒業、’78年より日本盲人伝道協議会主事を勤めた。
遺族は、妻・信子さん。
能美敏彦氏(無任所教師)
8月25日、逝去。86歳。愛知県に生まれる。
’43年青山学院専門部高等商業部を卒業、’93年函館教会に赴任、’95年から七飯教会を牧会した。
遺族は、息・能美崇さん
10月 6 ~ 7 日、第36総会期第 2 回「障がい」を考える小委員会が教団会議室において開催された。
まず、井上隆晶委員司式・説教による開会礼拝をささげた後、議事に入った。
今回の委員会の主な議事は、「『障がい』を考える全国交流会」について、その準備を進めることであった。今回の交流会は、参加対象を牧会者とその家族にしぼって、「牧会者ならびにその家族の精神的ケアを考える」というテーマで行うこととなった。これは前回の委員会において提案されたように、牧会者やその家族が精神的に大きな負担を強いられ、教会での働きができなくなってしまうという問題に取り組むことが急務と考えられるからである。
そこで委員会としては、全国交流会の内容協議の前に、精神的な病についての理解を深めることとし、加藤幹夫委員による発題を聞き、それに基づいて委員会全体で学びの時を深めた。特に、牧会者とその家族に、どのような負担が強いられているか、また、病になった時どのような対処、対応、配慮が可能なのかを話し合った。
全国交流会についての概略の開催要項は次の通りである。
◎日時 2010年6月22日~23日
◎場所 ルーテル市ヶ谷センター(市ヶ谷駅徒歩2分)
◎参加対象 教区(東京教区は支区)推薦2名、及び自主参加。*ただし牧会者とその家族
詳細については、後日、各教区に送付する開催要項と申込み用紙を参照してもらうこととする。
また、委員会ではホームページを充実させ、障がいに関する豊富な情報を発信したいと考えている。メールにて意見を寄せてもらうこととする。
◎メール
shogai-c@uccj.org
◎ホームページアドレス http://sky.geocities.jp/uccjshogai/
(加藤幹夫報)
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