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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
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【4713・14号】消息

2010年12月18日

 

木村従郎氏(松井田教会主任担任教師)

09年2月14日、逝去。73歳。岡山県に生まれる。’60年同志社大学大学院修了、’61年島之内教会に赴任、松井田教会、膳所教会を経て、01年より再び松井田教会を牧会した。遺族は妻・木村登茂江さん。

篠原貞雄氏(隠退教師)

10年6月10日、逝去。86歳。東京都に生まれる。’51年日本聖書神学校を卒業、’52年船橋教会に赴任、’63年より’69年まで岡山博愛会教会を牧会し、02年隠退した。遺族は妻・篠原せつ隠退教師。

石居英一郎氏(隠退教師)

10年10月23日、逝去。92歳。東京都に生まれる。’49年日本基督教神学専門学校を卒業、同年代々木山谷教会に赴任、ペニエル(後の西荒川)伝道所、’56年より設立の西荒川教会を’93年まで牧会し、隠退した。遺族は娘・オズバーン石居のぞみさん。

◎日時 2011年1月17日(月)午後6時
◎場所 日本基督教団 神戸栄光教会
◎メッセージ 市川 哲牧師(篠山教会)
◎主催・問合せ 兵庫教区 ℡078-856-4127

 

現在、日本基督教団が関わる社会福祉事業は大まかに言って、保育所、乳児院、児童養護施設、母子生活支援施設、学童保育、児童家庭支援センター、児童館、地域子育て支援、児童自立援助ホーム、知的障がい児施設、重症心身障がい児施設、情緒障がい児短期治療施設、特別養護老人ホーム、養護老人ホーム、デイサービス、短期入所、グループホーム、小規模多機能居宅介護事業、在宅介護支援、障がい者生活介護施設、障がい者授産施設、障がい者就労継続支援、精神障がい者社会復帰施設、婦人保護施設、救護施設等があります。

これらの施設はこれまで信仰と奉仕精神に満ちた善意の人々によって開設・運営されてきました。少子高齢化が進み、国の福祉に向けられる予算は凍結あるいは緊縮されつつあります。加えて、教会が関わる社会福祉事業においては、心ある運営者・奉仕者が不足する事態になっています。

しかし、わたしたちはどのような事態の中でも、あの主が5千人を5つのパンと2匹の魚によって養ってくださったように、わたしたちの必要に応えてくださることを信じましょう。

主イエスは仰せになりました。「何よりもまず、神の国と神の義とを求めなさい」(マタイ6・33a)。わたしたちは、主イエスがもたらしてくださった神の国が、神との関係の回復と同時に隣人との関係の回復を意味するものと受け止めています。また、その救いは心と身体に及ぶと信じています。

今年も12月の第一主日の「キリスト教社会事業を覚えて祈る日」を迎え、神のみ心に沿う社会福祉事業を国や地方公共団体に先んじ展開してきた多くの信仰の先達のご苦労を思うと共に、その遺志を明確な思いで維持・発展させ、更には、現実の必要に応じた新しい形の事業をも立ち上げていく努力を怠らないようにしたいと思います。

主にあるすべての奉仕者と支援者の上に神のお守りと導きが豊かにありますようにお祈りいたします。

 

 2010年12月5日

第36総会期日本基督教団社会委員会

委員長 福井博文

 

 

1.第37回日本基督教団総会議事日程承認に関する件  承認

[議案整理]

分割:議案第30号を(1)と(2)に分割

廃棄:議案第30号の(2)、第31号、第41号、第42号

2.教団総会議長選挙に関する件

石橋秀雄201(当選)

後宮敬爾150 青山 実1 岡本知之1 向井希夫0

3.教団総会副議長選挙に関する件

岡本知之200(当選)

後宮敬爾147 佃 真人5黒田道郎2 雲然俊美1張田 眞1 島 耕一0山北宣久0

4.教団総会書記選挙に関する件

議長・副議長の指名による雲然俊美を承認

5.教団総会特別委員選任に関する件    承認

6. 常議員選挙に関する件(全数連記)   可決

(同時上程)38.常議員選挙方法に関する件(半数連記)  否決

[教職]

高橋和人212 藤掛順一207古屋治雄207 大村 栄203岡村 恒203 小橋孝一203長崎哲夫203 長山信夫201北 紀吉198 島田勝彦198

高橋 潤197 森里信生196篠浦千史194 深谷春男193

(補充員)

後宮敬爾157 向井希夫146柴田もゆる140佃 真人140

邑原宗男133 三浦 修130梅崎浩二127

[信徒]

望月克仁212 大杉 弘205 髙橋 豊204 河田直子203鈴木功男201 江本義一199松尾 亨199 岡田義信198遠藤道雄197 小林貞夫196寺岡恭仁子195

佐久間文雄193川原正言188

(補充員)

東谷 誠134 和田献一134難波幸矢133 津村正敏128

島 敞史122 志藤仁一118藤巻朋子111

7.教団総会常任委員選任に関する件

[会計監査]

服部能幸、岩澤 嵩、寺門文雄

8.宗教法人「日本基督教団」責任役員選任に関する件   常議員会付託

9.出版局理事・監事承認に関する件 常議員会付託

10.年金局理事・監事承認に関する件 常議員会付託

11.部落解放センター運営委員選任に関する件

(監事選任を含め)常議員会付託

12.常設委員会および常設専門委員会委員選任に関する件

[選考委員]

石橋秀雄、岡本知之、

雲然俊美、高橋和人、

大村 栄、岡村 恒、

北 紀吉、高橋 潤、

望月克仁、鈴木功男

13.宣教研究所委員選任に関する件 常議員会付託

14.教団関係学校及び関係団体理事・評議員等推薦に関する件

常議員会付託

15.2010年秋季教師検定試験合格者承認に関する件    承認

16.2008年度教団歳入歳出決算承認に関する件    承認

17.2009年度教団歳入歳出決算承認に関する件    承認

18.2010年度教団歳入歳出実行予算に関する件    可決

(同時上程)40.2010年度教団歳入歳出予算案・沖縄宣教連帯金予算案に関する件    否決

19.2011年度教団歳入歳出原予算に関する件    可決

(同、修正案:提案者 深沢奨)      否決

20.2008年度部落解放センター決算承認に関する件      承認

21.2009年度部落解放センター決算承認に関する件      承認

22.2010年度部落解放センター予算に関する件    可決

23.2008年度出版局決算承認に関する件 承認

24.2009年度出版局決算承認に関する件 承認

25.2008年度年金局決算承認に関する件 承認

26.2009年度年金局決算承認に関する件 承認

27.2010年度年金局財務計画案承認に関する件  承認

28.2011年度年金局財務計画案承認に関する件  承認

29.教規変更(伝道所関連)に関する件    否決

30.聖餐のあり方について慎重かつ十分に論議する場を教団内に設置する件

(議案分割)

30.(1)    否決

30.(2)   議案廃棄

31.北村慈郎教師に対する教師委員会免職戒規適用の無効を確認する件

議案廃棄

32.日本基督教団と沖縄キリスト教団との「『合同のとらえなおしと実質化』特設委員会」を設置する件     否決

33.米軍再編に抗議し、全国の軍事基地撤去を求める声明を内外に向かって表明する件    否決

34.「合同のとらえなおし」:「戦後責任」とその歴史検証に関する件   否決

35.同性愛者をはじめとするセクシュアル・マイノリティ差別に関する件   否決

36.教憲第1条および第2条の規定に反し、教団の秩序を紊る行為のあった教師に対して、教団総会議長が常議員会の議を経て戒規の申立をすることができることを確認し、第36回教団総会議案第44号の決議の無効を確認する件

(議案分割)

36.前半     可決

36.後半   議案廃棄

37.伝道方策検討委員会を設置する件

常議員会付託

39.「信仰告白」と「教憲・教規」における洗礼と聖餐の〈一体性と秩序〉とを確認する件   廃案

41.2009年7月31日付「北村慈郎教師に対する戒規申し立て」およびそれに係る教団関係機関の執行の無効を確認する件

議案廃棄

42.教師委員会の戒規適用申立書を改竄しての審査に異議を申立てる件

議案廃棄

43.第37回日本基督教団総会議事録承認に関する件

常議員会付託

44.第38回日本基督教団総会開催に関する件

常議員会付託

 

「伝道する教団」へ

石橋秀雄議長

日本基督教団は第31回教団総会において「日本基督教団は21世紀に向かって伝道の使命に全力を注ぐ決意表明」をなし、さらに第32回教団総会において「日本基督教団は21世紀に向けて青年伝道の使命に力を注ぐ件」が可決されました。

小島誠志元議長、山北宣久前議長のお二人ともに、祈りと強力な指導力をもって「伝道する教団」へと導いてくださり、それが第37回教団総会へとつながったと私は確信しています。

この結果、今総会は、まさに、全教団的伝道体制を整え「伝道しなければ教会は滅びる」という危機意識を共有し、「主の伝道命令に全力で従う決意」を表明する教団総会であったと受けとめています。

1.伝道に盛り上がる教団

「伝道に熱くなる教団、伝道に熱くなる教会へ」と教団総会で議長就任の挨拶を致しました。

「御言葉が熱心に語られ、御言葉が熱心に聴かれ、高らかに主を讃美する」喜びの礼拝を聖日毎に捧げたい。この礼拝で与えられる喜びを熱く証する信徒の群れとなり、罪の赦しの福音を熱く伝道する教会になって行きたい。この伝道に熱くなり伝道の使命に全力を注ぐ教会の働きによって、「主の言葉はますます勢いよく広まり、力を増していった」(使徒言行録19章20節)と言いえる教団となるように祈りを深めています。

(1)教団伝道方策を立てる

第37総会第37号議案「伝道方策検討委員会を設置する件」が、常議員会付託になりました。これを主の御心と信じ、この議案のもとで教団の伝道体制を整えるために、常議員会で徹底的に議論をし、伝道方策を立て、さらに教団の伝道体制を整えていきたいと願っています。

第37回総会期の教団は分水嶺に立たされていると思います。このまま伝道が衰退し、教勢が低下し続けて行くか、伝道が盛り上がり、教会に活気がもどり、青年たちが自分のより所を教会に求めてくる、そのような教団になりえるか。

伝道方策を立て、具体的な伝道の展開をする体制を整えたいと切に願っています。これによって、第38総会期を迎える時には、その体制のもとに全教団的に伝道の展開がなされ、伝道が盛り上がる教団になりうるように新常議員と共に主に祈りつつ全力で取り組みます。

(2)伝道の視点から

今総会期において、教団常設委員会、常設専門委員会においては「教団の伝道の推進」という視点から委員会活動をとらえ直して展開していきたいと考えています。

2.信仰告白と典礼と教会法

目に見える教会は信仰告白と典礼(礼拝説教と聖礼典)と教会法において具体的存在となります。

この三つは一体の関係にあり、一つが歪むと他の二つは脆弱なものとなり、教会は崩れてしまいます。

信仰告白と典礼(礼拝説教と聖礼典)と教憲・教規が確立される教団になること。議長として、このことを強く訴えて行きたいと思っています。

(越谷教会牧師)

 

規則と会議を有機的に

岡本知之副議長

「教憲第4条は〝本教団は教憲および教規の定めるところに従って、会議制によりその政治を行う〟と定めている。教憲・教規による圧政もいけないが、規則なき会議もいけない。規則と会議、この両者が有機的に組み合わされて、教団の秩序と対話が形成されていくことを願っている」(副議長予備選での挨拶)

「物事を偏り見ることのないのは神だけであり、人間はどんなに努力しても人や物を偏り見てしまう存在であると思う。だからこそ、会議は議事規則を必要とし、議長団にはそれに基づく公平な議事進行が求められる。限界はあるが出来る限り公平な議事進行を心がけ、そのことをもって教団ならびに諸教会に仕え、神に仕える者でありたい」(副議長選出に際しての挨拶)

私の新副議長としての抱負は、この二つの挨拶に尽くされている。

教団の正副議長はプライメイト(首座主教)でもなければパトリアッチ(総主教)でもない。ただひたすら議事規則に則った公平な議事進行に努めること、それが議長の基本的な役割である。正副議長のリーダーシップは、会議の中でこそ発揮されるのである。

その際、諸規則は会議を会議足らしめるための基本的枠組みであるから、たとえ煩瑣に感ずる時があろうとも、これを皆で遵守することが求められる。これは教団に対話を形成していくための必須の要件である。

この事に関する私の基本的な方針は次の二点のみである。

1.総会議事規則ならびに教憲・教規等に規定のある事項は、そのまま議事進行に反映させる。

2.教団諸規則に定めのない事柄については、ロバート議事規則を援用しつつ議事進行に当たる(但し、このロバート議事法を無条件に教団の諸会議に当てはめるためには、教団規則の中にその旨の定めがなければならない。今はそれがないので、これら議事規則の援用については、その都度議場にその趣旨を説明し、承認を得た上でこれを行う)。

むろん議長には「統括行為」の定めがあり、内外に教団を代表する者であることもまた事実である。しかしそれはあくまでも(少数者をも含めた)教団総会全体の代表者としてであることを銘記すべきである。

今回の総会では教団常議員が全数連記で選ばれた。「全数連記が本来の形」とのことであるが、結果としては、今総会の多数派と目される人々によって、すべての議席が占められることとなった。

このことによって今期常議員会はこれまでにない課題を背負うことになったのではないか。これまでも常議員会では実質的な「対話」は最早成立していなかったと思うが、それでも「対論」は尚存在した。今後常議員会にその対論の場を持たないとしたら、それをどこに確保するのか、それともしないのか。これは教団の今後の歩みにとって重大な選択となろう。

私個人としては、総会休会中の最高意思決定機関である常議員会の働きは充分に尊重しつつ、加えて議長の統括行為として教規第39条に定めのある「各種委員長会議」ならびに「教区議長会議」を新議長が積極的に召集し、各委員会間の連携をはかり、各教区の生の声を互いに共有しあい、共に重荷と課題を担いあって行く中で、石橋議長が掲げられる「伝道する教団の回復」を目指していくべきであると考える。

教団における議長(団)のリーダーシップとは何か、このことを真剣に考えながら、託された責務を果たしていきたいと願っている。御加祷を乞う。

(西宮教会牧師)

 

伝道の働きを互いに覚え

雲然俊美書記

〈神の召しとして〉

「教団の書記に…」、それはまさに青天の霹靂(へきれき)でした。しかしそれだけに、神さまの召しであることを強く思わされ、また、人間的な言い方で言えば、覚悟を決めたことでありました。

〈書記の働き〉

書記としての働きは、まず何よりも議長、副議長の働きを支え、教団総会から託された、教団における諸活動の推進の責任を担う常議員会の運営を円滑に進め、全体教会としての教団の働きを実りあるものとすることであると思います。

その意味で、教団が携わっているさまざまな課題に真摯に向き合い、議論を積み重ねて、国内外における教団の働きをより活発なものとするために、自らに課せられた働きを担ってまいりたいと思っております。

教会等に連なっている方の中には、「教団は遠い」と感じておられる方もいることと思います。あるいは、教団を愛するがゆえに、さまざまな意見や批判をもっておられる方もいることと思います。それだけに、教団が主イエス・キリストを土台とし、「神のために力を合わせて働く」(Ⅰコリント3・9)ことを喜びとする歩みを共に進めて行くことができればと願っております。

〈宣教協力の推進を〉

その上で、わたしの祈りは、何よりも各教会・伝道所、関係学校・施設等での伝道の働きの前進ということです。それぞれの働きの場において、「十字架の言」(Ⅰコリント1・18)を高く掲げ、伝道をより一層推進する力が増し加えられることを祈っております。

そのために、教団全体が共に伝道・教育・奉仕の業に力を合わせて励み、互いに祈り合い、支え合う全体教会としての内実を深めて行くことを願っております。つまり、教団における宣教協力の推進ということです。

わたしは地方の教会で受洗し、献身をし、神学校(東京神学大学)を卒業後26年半、現在に至るまで地方にある教会に仕えております(その内22年は開拓伝道)。伝道はいつの時代でも、またどの地域でも困難なことでありましょう。教会を立て上げる働きもまた常にさまざまな課題があります。そのような中でわたし自身、牧師として教会に仕える働きにおいて、あるいは伝道において、近隣諸教会や地区・教区の諸教会との交わりや祈りに支えられてまいりました。

地方にある教会も、また、都市部にある教会も、それぞれにその置かれている地域における重い課題がある中で伝道に励んでいることと思います。教団が、各地における伝道の働きを互いに覚え、互いに支え合う一つの教会としての働きを具体的に展開する(例えば教会間の交流など)ことができればと願っております。

さらに、教団は、教会等の働きにおいて、また、そこに集う一人ひとりや遣わされている教師においても、神さまから実に多くの豊かな賜物を与えられています。その賜物を活かして、主の御業を力強く証しする教団でありたいと思っております。

〈祈り合う教団として〉

最後に、教団が、聖霊なる神さまの導きと支えにより、各教会・伝道所、関係学校・施設等に連なっている一人ひとりが組み合わされ、結び合わされて、「自ら愛によって造り上げられてゆく」(エフェソ4・16)教会として成長し、神の栄光のために共に力を合わせて励む教団であることを心から願っております。

(秋田桜教会牧師)

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