28:11 婦人たちが行き着かないうちに、数人の番兵は都に帰り、この出来事をすべて祭司長たちに報告した。
28:12 そこで、祭司長たちは長老たちと集まって相談し、兵士たちに多額の金を与えて、
28:13 言った。「『弟子たちが夜中にやって来て、我々の寝ている間に死体を盗んで行った』と言いなさい。
28:14 もしこのことが総督の耳に入っても、うまく総督を説得して、あなたがたには心配をかけないようにしよう。」
28:15 兵士たちは金を受け取って、教えられたとおりにした。この話は、今日に至るまでユダヤ人の間に広まっている。
28:16 さて、十一人の弟子たちはガリラヤに行き、イエスが指示しておかれた山に登った。
28:17 そして、イエスに会い、ひれ伏した。しかし、疑う者もいた。
28:18 イエスは、近寄って来て言われた。「わたしは天と地の一切の権能を授かっている。
28:19 だから、あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、
28:20 あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」
28:1 さて、安息日が終わって、週の初めの日の明け方に、マグダラのマリアともう一人のマリアが、墓を見に行った。
28:2 すると、大きな地震が起こった。主の天使が天から降って近寄り、石をわきへ転がし、その上に座ったのである。
28:3 その姿は稲妻のように輝き、衣は雪のように白かった。
28:4 番兵たちは、恐ろしさのあまり震え上がり、死人のようになった。
28:5 天使は婦人たちに言った。「恐れることはない。十字架につけられたイエスを捜しているのだろうが、
28:6 あの方は、ここにはおられない。かねて言われていたとおり、復活なさったのだ。さあ、遺体の置いてあった場所を見なさい。
28:7 それから、急いで行って弟子たちにこう告げなさい。『あの方は死者の中から復活された。そして、あなたがたより先にガリラヤに行かれる。そこでお目にかかれる。』確かに、あなたがたに伝えました。」
28:8 婦人たちは、恐れながらも大いに喜び、急いで墓を立ち去り、弟子たちに知らせるために走って行った。
28:9 すると、イエスが行く手に立っていて、「おはよう」と言われたので、婦人たちは近寄り、イエスの足を抱き、その前にひれ伏した。
28:10 イエスは言われた。「恐れることはない。行って、わたしの兄弟たちにガリラヤへ行くように言いなさい。そこでわたしに会うことになる。」
24:36 こういうことを話していると、イエス御自身が彼らの真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。
24:37 彼らは恐れおののき、亡霊を見ているのだと思った。
24:38 そこで、イエスは言われた。「なぜ、うろたえているのか。どうして心に疑いを起こすのか。
24:39 わたしの手や足を見なさい。まさしくわたしだ。触ってよく見なさい。亡霊には肉も骨もないが、あなたがたに見えるとおり、わたしにはそれがある。」
24:40 こう言って、イエスは手と足をお見せになった。
24:41 彼らが喜びのあまりまだ信じられず、不思議がっているので、イエスは、「ここに何か食べ物があるか」と言われた。
24:42 そこで、焼いた魚を一切れ差し出すと、
24:43 イエスはそれを取って、彼らの前で食べられた。
24:44 イエスは言われた。「わたしについてモーセの律法と預言者の書と詩編に書いてある事柄は、必ずすべて実現する。これこそ、まだあなたがたと一緒にいたころ、言っておいたことである。」
24:45 そしてイエスは、聖書を悟らせるために彼らの心の目を開いて、
24:46 言われた。「次のように書いてある。『メシアは苦しみを受け、三日目に死者の中から復活する。
24:47 また、罪の赦しを得させる悔い改めが、その名によってあらゆる国の人々に宣べ伝えられる』と。エルサレムから始めて、
24:48 あなたがたはこれらのことの証人となる。
24:49 わたしは、父が約束されたものをあなたがたに送る。高い所からの力に覆われるまでは、都にとどまっていなさい。」
24:13 ちょうどこの日、二人の弟子が、エルサレムから六十スタディオン離れたエマオという村へ向かって歩きながら、
24:14 この一切の出来事について話し合っていた。
24:15 話し合い論じ合っていると、イエス御自身が近づいて来て、一緒に歩き始められた。
24:16 しかし、二人の目は遮られていて、イエスだとは分からなかった。
24:17 イエスは、「歩きながら、やり取りしているその話は何のことですか」と言われた。二人は暗い顔をして立ち止まった。
24:18 その一人のクレオパという人が答えた。「エルサレムに滞在していながら、この数日そこで起こったことを、あなただけはご存じなかったのですか。」
24:19 イエスが、「どんなことですか」と言われると、二人は言った。「ナザレのイエスのことです。この方は、神と民全体の前で、行いにも言葉にも力のある預言者でした。
24:20 それなのに、わたしたちの祭司長たちや議員たちは、死刑にするため引き渡して、十字架につけてしまったのです。
24:21 わたしたちは、あの方こそイスラエルを解放してくださると望みをかけていました。しかも、そのことがあってから、もう今日で三日目になります。
24:22 ところが、仲間の婦人たちがわたしたちを驚かせました。婦人たちは朝早く墓へ行きましたが、
24:23 遺体を見つけずに戻って来ました。そして、天使たちが現れ、『イエスは生きておられる』と告げたと言うのです。
24:24 仲間の者が何人か墓へ行ってみたのですが、婦人たちが言ったとおりで、あの方は見当たりませんでした。」
24:25 そこで、イエスは言われた。「ああ、物分かりが悪く、心が鈍く預言者たちの言ったことすべてを信じられない者たち、
24:26 メシアはこういう苦しみを受けて、栄光に入るはずだったのではないか。」
24:27 そして、モーセとすべての預言者から始めて、聖書全体にわたり、御自分について書かれていることを説明された。
24:28 一行は目指す村に近づいたが、イエスはなおも先へ行こうとされる様子だった。
24:29 二人が、「一緒にお泊まりください。そろそろ夕方になりますし、もう日も傾いていますから」と言って、無理に引き止めたので、イエスは共に泊まるため家に入られた。
24:30 一緒に食事の席に着いたとき、イエスはパンを取り、賛美の祈りを唱え、パンを裂いてお渡しになった。
24:31 すると、二人の目が開け、イエスだと分かったが、その姿は見えなくなった。
24:32 二人は、「道で話しておられるとき、また聖書を説明してくださったとき、わたしたちの心は燃えていたではないか」と語り合った。
24:33 そして、時を移さず出発して、エルサレムに戻ってみると、十一人とその仲間が集まって、
24:34 本当に主は復活して、シモンに現れたと言っていた。
24:35 二人も、道で起こったことや、パンを裂いてくださったときにイエスだと分かった次第を話した。
2013年4月1日
「ユースミッション2013―日独教会青年交流の旅」
ご 案 内
十字架と復活の主の御名を讃美いたします。
「伝道に燃える教団」を掲げて日本基督教団の第38総会期がスタートし、教団内で今夏はいくつかの青年伝道のプログラムが計画されています。
その一つとして、べルリン・ブランデンブルグ領邦福音主義教会の青年との交流が、ドイツ側の熱心な呼びかけに応えて「日独ユースミッション2013ー日独教会青年交流」として伝道推進室の下で新たにスタートし下記のように実施されることになりました。
日独の青年たちが一堂に会し、東日本大震災の経験をとおして与えられた課題も聖書に聴き共に信仰を深める時となればと願っています。2017年にはルターの宗教改革から数えて500年になります。このドイツの宗教改革の流れの中にある教会との交流の旅にご参加くださいますようご案内いたします。
○日時: 2013年8月19日(月)~29日(木) (現地)
○受け入れ先: ドイツ ベルリン・ブランデンブルグ領邦福音主義教会
ヴィツトック・ルピン教区(ホームステイ)
○参加資格: 15歳~22歳 (求道者可)
出席教会か学校の牧師の推薦状
参加を希望するについての所信を提出のこと。
○費用: 参加費 5万円 渡航費自費(15万円以内)
( 参加費はドイツ国内移動中の交通費、宿泊費、食費、訪問先への献金、
オリエンテーション費等にあてられます。 )
○引率リーダー: 山元克之師 (仙台青年学生センター主事、教団伝道委員)
仲 義之師 (聖隷クリストファー中高校宗教科教諭)
他女性のリーダー(未定)
○人数: 10名位
日本基督教団伝道委員会/伝道推進室
「ユースミッション2013-日独教会青年交流」実行委員会
杉森耀子(委員長)、岩田昌路、山元克之、森田愛香
連絡先: 日本基督教団事務局 伝道委員会/伝道推進室
(TEL: 03-3202-0544, FAX: 03-3207-3918 )
「ユースミッション2013-日独教会青年交流」
参加募集要項
【日程】 2013年8月19日(日)〜29日(木)
集合:8月18日(日)午後、 集合場所:成田空港近辺のホテル(未定)
出発前オリエンテーション: 8月18日(日)晩 予定
成田空港出発日: 8月19日(月) 予定
ベルリン到着後 1泊オリエンテーション
ドイツでの青年交流の期間: 8月20(火)〜29日(金)
現地教会での主日礼拝参加: 8月25日(日)
成田空港到着日: 8月30日(土)午前 予定
【受け入れ】 ベルリン・ブランデンブルグ領邦福音主義教会ヴィットック・ルピン教区
C/O Rev. Matthias Puppe / Superintendent
Kirchplatz 2 16909 Wittstosk / Dosse Deucheland
【内容】 教会員宅ホームステイ
信仰の成長を目的とした、①礼拝、②合同青年キャンプ ③近隣の教会や
歴史遺産の訪問旅行等。③リクリエーション等を通した青年同士の交流。
【参加条件】 牧師からの推薦状(洗礼を受けていなくとも可)、
15歳〜22歳であること
【費用】 費用(20万円以内想定)、
渡航費、現地宿泊費(オリエンテーション費用)、現地訪問旅行費等。
国内移動費及び宿泊費、海外旅行者保険料などは別途個人負担
但し、被災地(特に福島)からの参加者の渡航費&国内移動費の半額分を日本基督教団が負担
【必要書類】 ① 申し込み用紙 (同封のもの)
② 参加志望理由書(形式自由、A4用紙一枚程度、和文)
③ 牧師推薦状 (形式自由、A4用紙一枚程度、和文)
④ パスポートのコピー
⑤ 保護者からの同意書(18歳未満のみ、形式自由)
【申込方法】 上記必要書類5点を併せて、日本基督教団事務局伝道委員会/伝道推進室
「ユースミッション2013-日独教会青年交流」実行委員会宛て郵送、
またはファックス(別便でオリジナル郵送のこと)にてご送付ください。
【申込締切】 2013年4月30日(火)必着
参加申し込み、問い合わせ先
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18-31
日本基督教団事務局 伝道委員会・伝道推進室
電話03-3202-0544|ファックス03-3207-3918
(平日9:15-17:00、但し12:00-13:00は昼休み)
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18-31
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