3月19日、教団会議室にて、38総会期教団救援対策本部第2回(通算第20回)会議を開催した。
先ず、3月19日現在の国内募金総額が5億1188万1427円、海外からの献金が2億3377万1283円との報告がなされ、国内募金が5億円を超えたことを委員一同感謝した。
続いて救援対策室から、メモリアルマンス関連(各教区での震災2周年記念礼拝・集会実施など)、台湾基督長老教会関連(同議長来日報告、石橋秀雄議長訪問計画など)、救援対策本部会計等の報告がなされた。
被災教区からの報告として奥羽教区からは、千厩教会の会堂建築工事の状況(4月に完成引渡しの予定)、被災教会の再建に向けての検討状況、大震災2年を覚えての礼拝の実施(教区内6カ所、計337名出席)等が報告された。
東北教区からは、被災者支援センター関係(ボランティア登録状況、活動記録『エマオへの道』発行など)、建物復興計画の進捗状況、東北教区放射能問題支援対策室設置に向けての検討状況等の報告がなされた。
関東教区からは、被災支援委員会関連(ボランティア派遣、会堂再建支援、3・11記念礼拝開催、支援ニュース発行など)、及び被災教会の再建復興に向けての動き等の報告がなされた。
東京教区からは、安食教会が3月20日に献堂式を行う予定であることが報告された。
また、東日本大震災国際会議開催(2014年3月。仙台にて)に向けての準備状況の報告等もなされた。
審議事項においては、東北大学実践宗教学寄附講座の活動状況、課題と取り組み(同講座に関わる「臨床宗教師研修」における活動についての取材への対応など)に関して、川上直哉同講座運営委員長から詳細に報告がなされ、これを承認した。
続いて、救援対策本部の2013年度活動計画・予算案(継続事業分として総額1億2900万円)を承認したほか、常盤教会への支援・貸付と桐生東部教会への貸付を決定した。
その他、救援対策本部および救援対策室の構成員、救援対策担当職員の任用についての確認等を扱った。
次回会議は、4月1日、教団会議室にて開催する。
(雲然俊美報)