第1回委員会が3月20日教団B会議室で開催された。招集者である佐々木美知夫(静岡)の他、飯田敏勝(大曲)、熊江秀一(新津)、小泉健(東京神学大学)、寺田信一(横須賀小川町)、林牧人(西新井)、松井睦(聖徒)そして担当幹事の道家紀一が出席、自己紹介をした。その後、長崎哲夫総幹事の挨拶を受けた。
議事ではまず、現行「宣教研究所規定」を確認し、今期委員会の任務について協議した。その結果、今期は「改訂宣教基礎理論」の案文を確定するための作業を最優先することを申し合わせるに至った。
また、第37総会期宣教研究所委員会からの申し送り事項に関して、道家幹事から資料「『改訂宣教基礎理論』作成の経過」ならびに「第37総会期 第9回宣教研究所委員会議事録」に基づいて説明を受けた。
しかしこの際、前期委員会が常議員会において配付した第1次草案を一部削除訂正して各教区へ送るはずであったものが、事務上の誤りでそのまま送付されていたことが分かり、訂正版を改めて送付することとした。
宣教基礎理論の改訂にあたっては、第1次草案の骨子や形式を抜本的に変更する必要は無いことを確認したが、文末記載の「注」の取り扱いや、諸委員会並びに各教区から寄せられる改善提案、指摘事項をすべて確認の上、内容をこれから深めて行くことを申し合わせた。また現時点では、各教区総会に於いてこの件についての質問や意見があった場合は、問安使が答えるのではなく、委員会に報告してもらうことを要望することとした。
また、東京神学大学(教団立神学校)教授会に「万博・東神大・教師検定問題年表改訂」に関する研究員を推薦してもらい、委嘱することとした。
なお、委員長に招集者佐々木美知夫を、書記には寺田信一を選出した。
(寺田信一報)