教区活動基本方策、計画原案どおり可決
平良愛香新議長選出
2月23日、清水ケ丘教会にて第129回神奈川教区総会が開催された。神奈川教区は年2回教区総会を行なう。開会時の出席議員は238名中175名であった。今回は、按手礼執行、第1種教会建設、活動基本方策・計画、予算、三役・常置委員選挙、他が行なわれた。
正教師按手礼に関する件では、受按志願者2名が所信を表明した。議場からは教区形成基本方針に対する姿勢を問う質問があった。質疑の後、岩﨑隆議長は「教団の教師検定試験は不当とまでは言わない人は」と前置きして按手執行の賛成を求め採決、多数で可決、按手を執行した。
上星川教会が第1種教会となることが承認された。上星川教会は、1950年に伝道を開始し、1963年伝道所承認、1964年第2種教会となった。2011年末に現在地(横浜・保土ケ谷区)に新会堂を建設し今回の第1種教会建設となった。
2013年度教区活動基本方策案、活動計画案では、原案に対して、須田拓議員(橋本)から「教区を挙げて主イエス・キリストの福音を伝道することに全力を注ぐ」という一文を「教区の宣教」の第1項目に加える修正動議が出され、修正案は採択、質疑の後、採決された。修正案は181名中賛成80名により否決。原案が102名の賛成によって可決した。前文と40項目に亘る活動基本方策、5地区、並びに31の部・委員会・小委員会がそれぞれに策定したところの活動計画が実施される。
2013年度予算案は、前年比12万円増、5913万円の原案を賛成多数により可決した。
議長選挙は予備投票によって候補者5名を選出し本投票を行なった。平良愛香現副議長(三・一)が有効投票数188票中105票によって当選した。副議長選挙は、同じく予備投票により候補者5名を選出、本投票を行なった。古谷正仁議員(蒔田)が有効投票数173票中108票によって当選した。正副議長の推薦により書記に三宅宣幸議員(元住吉)を選出した。
この他、「謝恩日献金教区目標に取り組む」、「原発事故被災者支援、脱原発に向けた働き」、「沖縄の祈りに連帯、オスプレイ配備反対声明」、「朝鮮学校補助金打ち切り抗議」がそれぞれ賛成多数にて可決された。
常置委員選挙結果
【教職】尾毛佳靖子(戸塚)、井殿準(翠ケ丘)、高橋博(新丸子)、岩﨑隆(六ツ川)、藤掛順一(横浜指路)、森研四郎(鎌倉)
【信徒】小川信順(茅ヶ崎)、斉藤圭美(高座渋谷)、田崎幸子(溝ノ口)、山﨑輝幸(横浜指路)、新庄悦子(蒔田)、望月克仁(鎌倉雪ノ下)
(教団新報編集部報)