第37総会期第8回宣教研究所委員会が6月7日~8日に開催された。
『信仰の手引き』については在庫が少なくなってきたので再版を行うことにした。費用は宣教研究所委員会の負担とし、千部を作成する。これを販売用や今後の教団新任教師オリエンテーションにおける配布用とする。
第5回常議員会で改訂作業の委嘱を受けた「宣教基礎理論」については、第7回委員会で第一次草案ができ、教規によるところの常設委員会、及び常設専門委員会の全てに3月の初めに配布し、内容を確認してもらい、意見を集約する作業に入った。また特設委員会である伝道方策検討委員会には参考資料として渡した。
今回の第8回委員会までに3つの委員会から意見が寄せられた。これらの意見に基づいてどのように修正するかを協議し、修正の方針としては以下のことを確認した。寄せられた意見には、互いに矛盾し両立しない意見があるので、全てを取り入れることや応えることは難しい。意見に基づき宣研で議論を行い、なぜそのような修正に至ったか、またなぜそのような表現に至ったかが分かるように対応する。
まだ意見が寄せられていない6つの委員会については、各委員会開催日に宣研の委員が原則2人一組で陪席をさせて貰い、宣教基礎理論改訂に至る経過の説明と意見の収集を行うこととした。その際に改めて8月末までに文書で意見を寄せて貰うことも依頼することとした。
また10月に「宣研だより」第26号を発行することとした。この中で「改訂宣教基礎理論」の第一次草案について、そのごく一部を抜粋する形で掲載する予定であるのでご確認願いたい。
(長谷川洋介報)