【4752号】荒野の声

▼日帰り温泉に出掛けた時のこと。特急券を求め、乗車口に近い席に座った。間もなく、切符売りの初老の駅員が電車に乗り込み、話しかけて来る。▼何か手違いでもあったかと訝っていると、駅員が言う。「その席だと、せっかくの景色が見えません。空席がありますから移って下さい」。勿論、直ぐに席を替えた。そうして、箱根を堪能することが出来た。▼出だしでご機嫌になったせいか、その日の短い旅を満喫出来た。バスに乗り換えて着いた日帰り温泉宿は、広告とは大違いで、みすぼらしいほどに小さく、近くには、お昼をいただく店もない。はるばるやって来て、昼食はなんと自販機のあんパン。▼常だったら、不満と後悔で夫婦喧嘩になっていたかも知れない。しかし、駅員から貰った心の余裕がある。宿は粗末でも、お湯は同じ、相客がない分だけラッキーかも知れない、と思うことにした。結果、十分に楽しんだ。▼復路では、70歳代の、同級会帰りのご婦人たちと隣席。うるさい。とにかく良くしゃべる。そして、おせんべいやらおつまみやらをひっきりなしに食べる。常ならば、我が身の不運を嘆いたと思う。次の駅で降りたかも知れない。▼しかし、楽しそうだなと思うことにしたら、世間話、噂話も興味深くなり、むしろ聞き耳を立ててしまった。▼駅員にはサービス精神が有ったのは勿論だが、何より箱根を誇りに思っていたのだと考える。私たちにも、教会を誇りに思う気持ちがあるなら、きっと必ずや。

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