6月11日から12日、教団会議室にて37総会期第6回教育委員会が開催された。今回は両日の間、11日の晩に宣教師との懇談会も開催された。
委員会ではまず教会学校応援セットを送付した教会・伝道所への訪問報告がなされた。天白伝道所、くまの伝道所、北本教会、茅ヶ崎堤伝道所、津久見教会、東広島教会への訪問がなされ、教会学校応援セットを通して教団とのつながりを覚えている諸教会の様子を聞いた。
また2011年度のクリスマス献金の最終報告がなされた。第5回委員会での決定に従って、奥羽、東北、関東の3つの被災教区に子どもたちを覚えて用いて貰うためにそれぞれ200万円を、また残りを震災対策本部への献金とした。
なお2012年度のクリスマス献金も、震災からの復興を念頭に献金先を計画していくこととした。
2012年ユースミッションの詳細も検討した。8月18日から24日の日程で台湾からの青年を迎えることとなっている。今回は関西で出迎えをし、21日から22日は教育委員会も後援する「教会中高生・青年大会2012」に合流し、その後東京でのプログラムを経て帰国する一週間の計画を立てている。さらに詳細な準備、検討課題などを詰めていくことが確認された。
キリスト教教育主事認定試験は2013年3月8日(金)に大阪クリスチャンセンターを会場に開催予定。その広告を出すことを確認した。
先述した宣教師との懇談会について、これは教育委員会として宣教師の働きとそこにある声を聞きたいとはじめられたものである。当初は昨年9月に開催される予定であったが、台風のため今回に延期された。参加者は7名。はじめにフェリス女学院・横浜グリーンハウスのネイサン・ブラウネル氏より発題。ギャップとブロックというキーワードをめぐり、日本の若者像について語られる。その他参加者からも日本の教会の果たすべき役割について、思うところを大いに語って貰った。
(清藤淳報)