【4749号】釜ヶ崎弾圧裁判報告

3月28日、大阪地方裁判所は、いわゆる四・五釜ヶ崎弾圧事件の判決を下した。
被告らは共謀し、4人全員有罪との、不当な判決だった。自由・平穏な日本において、どのような事情であれ、投票所の静謐を乱す言動をしてはならない、と。
事は2007年3月、大阪市が釜ヶ崎解放会館などを住所としていた2088人の日雇い労働者や野宿者たちの住民票を、居住実態がないとして、一斉に職権消除したことにそも遡る。
住民票を消除された人々の多くが、生活上の不便を強いられ、また誰にも保障されているはずの投票権を行使できなくなった。
一定条件を満たせば投票できると約束した大阪市は、しかしその周知活動をほとんどしなかった。
釜ヶ崎医療連で働く大谷隆夫教師を始め、釜ヶ崎の労働者の権利のため闘ってきた人たちが、市に代わって投票を呼びかけ、付き添い・監視活動を選挙のたびに行って来た。
2010年7 月の参議院選挙時にも同様の行動をした。それが「公務執行妨害罪」だとして、2011年4月5日、7名の突然の逮捕・勾留となった。
最終的に罪状は「威力業務妨害罪」へ変更され、大谷教師を含む4名が起訴され、勾留期間は111日にも及んだ。
関西労働者伝道委員会の協力牧師を中心に有志の会を立ち上げ、他の団体と共に救援会を結成し、昨年度一年間懸命の支援活動を展開した。労働者の人権に何ら触れない判決に強い疑問を覚えている。
常に「イエスだったらどうか」が、大谷教師の行動の原点。彼はこれに聴きながら、労働者の命の尊厳のために行動して来た。
支援を通して、大谷教師の関わって来た労働者をも支える広がりを与えられ、実際、釜ヶ崎に繋がる多くの人々と連帯を深め得た。
4月、4人はそろって控訴した。長い厳しい闘いが予想される。
大阪教区は支援を総会で議決した。人権を守り、公民権をうち立てる道のりだ。私たちにとって信仰が問われる歩みでもある。是非、お支え下さい。
(横山順一報)

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