第37総会期5回教師検定委員会が2012年1月23日(月)、24日(火)の2日間、教団4階会議室において行われた。出席は委員7名全員と担当幹事、担当職員各1名。東野尚志委員長はヨハネ福音書11・25~27を朗読し、「わたしは復活であり、命である」との主の御言葉に基づいて奨励をした後、開会の祈りを献げた。
2012年春季教師検定試験《学科試験2月28日(火)、面接試験2月29日(水)~3月1日(木)東京会場》を控えての委員会であり、議事の中心は提出された釈義・説教、論文の採点結果の確認と学科試験問題の作成である。
今回願書を受け付けた受験志願者は補教師受験者が58名(Cコース12名、Bコース14名、Aコース32名)、正教師受験者が9名であった。各々の受験資格について審査し、全受験者に対して受験票を送付することを可決した。
教師検定規則第4条3号(学部を経ないで大学院入学した神学校卒業予定者に関する規定)に基づく試験をこの度より実施する。第4回委員会(2011年11月17日開催)において対象者5名の履修認定科目をそれぞれ決定したが、同日付で受験者と神学校に認定内容が通知されたことが事務局より報告された。
教師転入(補教師)志願者が1名あり、教区推薦などの資料に基づいて審査した結果、転入試験を行うことを可決した。
予定通り提出物の採点結果を確認し、再提出に関する要綱を決定した(提出締切2月9日)。また、全学科試験問題について検討し、それぞれを決定した。さらに、試験実施に当たって具体的な委員の役割分担を決定した。
受験費用援助申請は11件あり、援助合計163、800円を決定した。
なお、第4回委員会において『教師検定試験受験の手引き』の改訂作業を行ったが、2011年12月1日に発行の運びとなり、6神学校、17教区に1冊ずつ送付されたことが報告された。
次回委員会(第6回)は3月1日(木)15時~2日(金)12時に開催の予定。
(渡部和使報)