【4728号】「『今この時』 -日本基督教団の伝道-」 … 石橋議長による伝道講演会 …

6月27日(月)から28日(火)にかけて長野県の長野本郷教会、信州教会を会場に、第37総会期第2回の伝道委員会が持たれた。
今回は特に、信徒にも呼びかけての伝道講演会が、27日午後6時30分から行われた。
講演は「『今この時』-日本基督教団の伝道-」と題して、石橋秀雄日本基督教団議長によって行われた。講演には多数が参加し、教区外からの参加者もあった。
石橋氏は議長就任以来、「伝道に熱くなる教団、伝道に熱くなる教会へ」との目標を掲げてきた。今回の講演の骨子もそこに置かれていた。
氏は、この講演の前日に教会で使徒言行録を学び終えたことから話を始め、「教団の現在の状況の中で使徒言行録を学んできたこと」の意味、「教団での様々な働きを担う中で使徒言行録の御言葉を学び、神の言葉が神の言葉として礼拝の中で響くことによって支えられていること」の恵みと大切さについて述べた。
特に昨年10月の教団総会に向かう時、使徒言行録19章の「このようにして主の言葉はますます勢いよく広まり、力を増していった」という御言葉が示され、力付けられ教えられた経験を、感謝を持って語った。
講演は、氏が出遭った体験を軸に語られた。
一つは自身の卒業時期に遭遇した東神大紛争の中で、「伝道がなくなると教会形成と信仰の一致がなくなる。自分は運動家ではなく伝道者になる」と決意したことを述べ、「今こそ熱心に御言葉が語られ、熱心に御言葉が聞かれる礼拝を通して、伝道する教会を再建していくことが重要だ」と説いた。また、そのためにいかに悔い改めが必要かを、御言葉を通して語った。「伝道に熱くなる教団、伝道に熱くなる教会へ」という目標も、このことから定められた。
第二は「東日本大震災」の経験を通して、「教団はこの時、ここから新しい出発をしなければならない」と強調した。
氏は3月11日は東京神学大学の卒業式に出席していた。礼拝の最中に地震勃発、近藤勝彦学長の説教が6分に亘って中断したことを受け「この時から日本基督教団が、日本の教会が変わった、と後の世で言われるようにならなければならない。そのために今、私たちはどのようであらねばならないか」と、この出来事の重要性を歴史の観点と試練を乗り越える観点から語った。また「11246」を祈りの時として提唱し、この時を覚え続けることで、この時から変わったと言える、と「今」を定義した。
氏はこの日、東京神学大学から4時間半かけて教団にたどり着き、13日には被災地入りした。 被災地の状況を見て神様のなさることの凄まじさを感じ、「それでも信じるか」と信仰者は問われていると思った。議長声明においてもその思いを受け「わたしたちの助けは、天地を造られた主の御名にある」と詩編124編の言葉を引用した。悲劇のどん底で、捕囚の悲惨の中で、神の民は信仰告白に導かれる。私たちも「それでも私は主を信じます」と応答する、「そのような教団の歩みが出来るだろうか」と出席者に問いかけた。
具体的かつ衝撃的な被災地の状況に参加者は言葉もなかったが「主の復活には新しい命がある。希望が失われたところに、その声が響き渡っている」と締め括り、祈りを献げて講演を終えると、共感の拍手が起こった。
(辻順子報)

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