6月6日(月)~7日(火)、第37総会期第2回社会委員会が大阪のぞみ教会にて開催された。
村上恵理也委員の司式による開会礼拝を行い、委員会を開催した。第1回委員会議事録(案)を承認し、続いて担当幹事及び担当職員よりA)業務報告、B)会計報告、C)常議員会報告について報告を受け、それぞれ承認し、協議に入った。
今回の委員会では、「東日本大震災」被災地現地訪問について報告を受け、課題を共有し、今後の社会委員会の活動を協議した。
震災直後の訪問について森田恭一郎委員より、一ヶ月後の訪問について釜土達雄委員長、上森俊明委員より、二ヶ月後の訪問について大三島義孝幹事より報告を受けた。続いて、キリスト教社会事業同盟の震災関連の働きについて、原田史郎委員より報告を受けた。また、委員としての活動ではないが、村上委員も現地を訪問したので、その報告を聞いた。
以上の報告を受け、9月12日(月)~14日(水)に開催される第3回社会委員会開催地及び内容を変更することにした。開催地については、被災地もしくはその周辺で行うこととし、開催可能な教会を事務局で検討することとなった。
また、仙台、福島を訪問し、原発周辺を視察したいとの希望があり、事務局で調整することとした。
また、来年7月23日(月)~24日(火)に予定されている全国社会委員長会議は、震災、原発を踏まえたテーマとすることとし、その詳細については継続審議とした。
2日目は、淀川キリスト教病院の礼拝に出席し、その後、病院伝道部会議室において、田村英典牧師(伝道部長)より、伝道部の働きについて説明を受けた。淀川キリスト教病院の医療理念「全人医療」の根幹となっているキリスト教を堅持し、医療に反映させることを伝道部の使命とし、毎日行われる礼拝の全館放送、全病床への無料テレビ放送など、日常的にキリスト教にふれることができるように工夫されていることを聞いた。
その後、質疑応答により理解を深め、会議を終了した。
(上森俊明報)