2026年平和メッセージを協議
第57回在日大韓基督教会と日本基督教団との宣教協力委員会が、6月8日に教団会議室にて開催された。今回のテーマは「両教会の宣教課題と宣教協力〜日本における排外主義について考える」。
出席者は在日大韓基督教会から張慶泰総会長、金明均副総会長、林明基副書記、吉井秀夫会計、金迅野関東地方会長、鄭守煥総幹事、金聖泰実務者、金柄鎬幹事の8名。一方日本基督教団からは三役、小林克哉宣教委員長、久世そらち在日韓国朝鮮人連帯特設委員長、総幹事、幹事2名、事務局職員ら3名の計11名だった。
雲然俊美教団総会議長の説教による開会礼拝の後、鄭守煥在日大韓総幹事、網中彰子教団総幹事がそれぞれの出席者を紹介。続いて林明基副書記、黒田若雄書記が両教会の課題を報告した。
昼食の交わりの後、講演会が行われた。講師は東京造形大学名誉教授で刑法学者、日本友和会理事の前田朗氏。主題は「いつも〈日本人ファースト〉だった−関東大虐殺・文化ジェノサイド・ヘイトクライム」。昨年の参議院選挙において「日本人ファースト」という言葉がもてはやされたが、決して今に始まったことではなく大日本帝国憲法以来「日本人ファースト」なのであり、「関東ジェノサイド(関東大震災における朝鮮人虐殺)も日本国憲法も日本人ファーストが根底にあると前田氏は指摘。「普通の日本人のだれもが、生まれながらに心の中に日本帝国主義を持っている」と述べた。
講演を受けて鄭守煥総幹事が応答。「日本におけるポピュリズムの台頭と世界を席巻する自国第一主義の脱却を目指して」と題し、オールド・メディアとSNS、ヘイト・スピーチ、インバウンド、関東大震災等さまざまな事柄を踏まえて発言した。
それに続いて、2026年平和メッセージについて検討を行った。教団が作成した草案に対して、在日大韓側の要望や意見を聞いた。
閉会礼拝では張慶泰総会長がミカ書6章8節に基づいて説教を語った。
(新報編集部報)






