エキュメニカル奨学金「原則2名」に
第43総会期第1回世界宣教委員会が、3月21日、網中彰子総幹事の同席のもと、教団会議室で対面・オンラインによって開催された。今期の委員並びに委員会組織は以下の通り、委員長・廣石望、書記・塚本吉興、白正煥、ジョナサン・マッカリー、洛雲海、ウェイン・ジャンセン、宮本和武。教規に基づく世界宣教委員会がつかさどる事項について、星山京子事務局職員より説明があった。①宣教協力のために派遣されている在外教師・信徒および諸教会から受け入れている宣教師に関する事項、②協力関係にある教会との宣教協力、③世界宣教協力に関する調査と運営、④上記事項を遂行するための小委員会の設置と運営。続いて、小委員会委員選任についての総幹事提案が出され、国際関係委員会、韓国・台湾・スイス協約委員会、宣教師人事・支援委員会の委員を選任した。
エキュメニカル奨学金は、アジアからの留学生を支えるために設けられている。昨今の物価高騰の折、予算との兼ね合いはあるが、一人でも多くの留学生に奨学金を活用してもらうため、奨学金規定の一部を改訂して、従来は2名を上限として支給されていたものを「原則2名」とした。
また、教団派遣宣教師について、ケルン・ボン日本語キリスト教会の佐々木良子宣教師が2025年3月末に、台湾基督長老教会国際日語教会のうすきみどり宣教師が2026年4月に退任されることが報告された。祈りをもって送り出され、海外において長きにわたって御言葉の宣教に仕えられたことへの感謝をもって報告を受け止めた。
2018年以降開催されていない宣教師会議について、廣石委員長より、再開を目指したいとの提案があり、デビッド・マッキントッシュ教団事務局職員も加わって企画委員会を立ち上げ、継続協議することとした。
「I love Taiwan Mission 2025」については、2025年度も募集し、派遣することを確認した。(塚本吉興報)
♦公募♦
I Love Taiwan Mission 2025 台湾基督長老教会主催の青年宣教プログラム