式文について更なる検討を行う
第43総会期第1回信仰職制委員会は2月20日、教団会議室で開催された。今期の委員会組織は以下の通りとなった。委員長・田邊由紀夫、書記・高橋爾、伊藤英志、井ノ川勝、上原智加子、小泉健、三ツ本武仁。
委員長より、信仰職制委員会の職務内容と前総会期からの申し送り事項について説明があった。後者については特に、「按手礼、准允式」そして「洗礼式」の式文について集中して検討し、「口語式文」・「新しい式文 試案と解説」・「式文試用版Ⅰ、Ⅱ」を用いる際の指針作りに取り組んできたこと、会期末の常議員会に中間報告としてそれらの指針を提出したこと、教団における式文の位置づけが不明瞭であるので常議員会で検討して欲しい旨の要望を出したこと、またその席上、「幼児洗礼」に関することも指針に加えた方が良いとの意見があったこと等の報告がなされた。
これらの報告をもとに、今総会期どのような取り組みをしていくべきか協議の時をもった。結論としては、前期に引き続き、「按手礼、准允式」そして「洗礼式」の式文について更なる検討を行い、教団が教師を立てていく筋道、教会が洗礼者を生み出していく筋道を整えていくことにした。先ずは、洗礼式の指針にこれまで出されてきた教団内の式文についての解説を加えることや、幼児洗礼の取り扱いをどのようにしていくか等について協議していくことにした。
ようやく『教憲・教規の解釈に関する答申集2025年改訂版』が発行できることになった。答申集の重要性に鑑みて、協議の上、各教会・関係学校・新任教師へ1冊づつ無料配布することにした。個人購入は販価500円の予定。(高橋 爾報)