外国人住民基本法の制定を求める署名に協力
私どもの生きる社会は多種多様な人々によって構成されている。私どもはそれらのよき隣人であることが求められている。
そのような願いを実現すべく、在日大韓基督教会との宣教協約に基づき、教団常議員会のもとに「在日韓国朝鮮人連帯特設委員会」が設置され、それらの課題に取り組みキリスト教諸団体と思いを共有している。
2月27日に本委員会の第2回委員会をズームによって開催した。すでに第1回常議員会の休憩時間を利用して組織を行い委員長に久世そらち、書記に岸憲秀を選任しており、また、1月23日、24日の大阪で行われた「外国人住民基本法の制定を求める全国キリスト教連絡協議会(外キ協)」の全国集会への委員長の派遣を決めており、その報告から第2回委員会を始めた。
委員会においては外キ協から依頼された外国人住民基本法制定を求める署名について今年度も協力することを決め、また、委員会としてもこの課題を共有する学びをすべきと協議をした。その際、四国教区で佐藤信行さん(外キ協事務局)による講演の記録をまとめることが紹介され、それを通して学びを深めることが提案された。また、広く課題を共有するため、委員会内に留めるだけでなく、広く諸教会等にも共有すべくふさわしい仕方で配布していく方向ですすめていくこととした。
また、教区や地域での取り組みの情報収集も必要だと思われ、その方法について今後検討していくことにした。
例年参加している「全国キリスト教学校人権教育セミナー」(8月11〜12日、大阪)には岸書記を派遣することを決めた。(岸 憲秀報)