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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【5029号】新年祈祷会を通しての恵み(4面)

2025年2月22日

 高知教会では、毎年最初の祈祷会を「新年祈祷会」として、役員が奨励を担当している。

 今年担当した役員は、都合で出席できなかったので私が代読をした。その中で、改めて、礼拝の持つ意味、自分にとって洗礼や聖餐とは何かについて研鑽していきたいと書かれ、最後こういう言葉で閉じられていた。「特に今年は、復活について深く学ぼうと思っている」と。

 この言葉を読み、とても考えさせられた。信徒の方々が、今何を求めているのか、その一端を知らされたように思う。今年の高知教会の修養会は、信徒の準備委員の意見で、「信仰義認」について学ぶことになっている。また、昨秋の四国教区全体修養会の主題も「死について」であった。これも、信徒の準備委員の意見であったと聞く。

 このようなことを通し、信徒の方々が、信仰の内容について、深く受け止めたいという思いがあると感じさせられている。勿論、それは、教科書的ではなく、聖書が示す真理を自分に深く関わることとして、生き生きと受け止めたいということだと思う。その求めに、自分がどう歩むかと問われる思いがする。信徒の方々が求めている信仰の深い問いを受け止め、聖書に聞いて示される真理を共に分かち合う。そのためにも、信徒の方々と御言葉に深く聞いていきたい、それが、私の新年の祈りとなった。(教団総会書記 黒田若雄)

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