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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【 5011・12号】海外からの来訪者(4面)

2023年12月23日

離れていても祈り合う関係

 

 「祈りの翼に乗せて」という表現があります。離れていても祈り合う関係が海外諸教会との交流の基本です。過日、幾つかのミッションが教団事務局や部落解放センターを訪ねてくださいました。
 4月25日には、ドイツEMS(福音連帯宣教会)よりハイデマン総幹事とベンジャミン東アジア世界宣教担当幹事が来日。主日には富士見町教会の礼拝に出席し、礼拝後に藤盛勇紀副議長に記念品が贈呈されました。それは以前ドイツで洪水が発生した時に、遊具や絵本などが流されてしまった幼稚園に教団からお送りした献金に対する御礼として、園児が描いたノアの箱舟の絵でした。懇談では次世代の教会の姿などを話し合いました。日本基督教団の実情をお話しすると、「日本の救いのために祈ります」と祈ってくださいました。
 5月17日には、PCUSA(アメリカ合衆国長老教会)よりキム東アジア世界宣教担当幹事が訪問。教団年鑑のデータを熱心にご覧になりました。海外諸教会の来日時には、日本キリスト教会館内の諸団体、NCC、在日大韓基督教会、マイノリティーセンターなども訪問していただきます。一教派・団体では困難な事柄も、諸団体と手分けすれば対応出来るものもあります。国内の連携がそのまま海外とも繋がっていることに感謝いたします。
 9月19日には、スイスmission21アジア部会より7名の方が来日。日本聖書神学校を訪問された際には熱心に質問なさり、理解を深めておられました。中には「ここで学びたい」とおっしゃる方もありました。
 9月25日にはDOAM(ドイツ東亜伝道会)より2名の訪問、10月6日にはインドネシアキリスト教協議会の議長夫妻がお訪ねくださり、写真が教団ホームページに掲載されています。記念に友好の証しという美しい織物をいただき、十字架の縦軸・横軸のごとく縦糸・横糸が織りなす模様の中にあらゆる信仰者の証しの多様さを見る思いでした。10月20日にはBMW(ベルリン宣教会)より4名が訪問、青年交流の可能性を話し合いました。

(網中彰子報)

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