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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4992号】予算決算委員会(3面)

2023年3月4日

出版局業務改善プロジェクトに教団から貸し出し

 第1回予算決算委員会は1月27日、教団会議室で行われた。今期の委員並びに委員会組織は次の通り。委員長・宇田真、書記・田村毅朗、川村尚弘、岸俊彦、國吉常喜興、長谷川洋介、吉澤永。常任委員会(3名)の委員には、職責上、委員長と書記のほか、長谷川委員を互選した。
 はじめに秋山徹総幹事より次の報告があった。新総会期の働きが始動した。年金局の理事会は、世代交代の時に入っている。出版局に関しては、理事長に吉岡光人牧師(吉祥寺)が選出されたこと等が報告された。
 次に道家紀一総務幹事より、春季教師検定試験の概要。消費者庁から「不当な献金要求」の説明を受けたこと等が報告された。
 次に大三島義孝財務幹事より、2020年度教団経常会計決算50万円の齟齬の件につき、1月28日『教団新報』で報告したことと、教団代表役員変更のため、教団が口座を有している各銀行の名義変更手続き中であることが報告された。
 諸報告の後、経理規定細則 「委員会旅費規程」変更に関する件を取り扱った。第4条①支払いは領収書に基づくものとする。⑦削除。第6条①の「空路」の旅費支払いも、領収書に基づくものとし、②支払いの上限は、普通席の普通運賃とすることとした。また、教団が、三井住友銀行に口座を保有している預金のうち、1億円を、期間10年・利率0・435%のバミューダ型コーラブル預金(定期預金)として設定することを決めた。次に、『信徒の友』及び『信仰生活応援セット』 贈呈プロジェクトに関する件を取り扱い、原資となるカナダ合同教会からの献金等300万円を、経常会計事業支出第9款第2項から、収益事業会計に支出して、これを行うことを決定した。また、出版局業務改善プロジェクト支援シミュレーション(1900万円)に関する件について協議し、必要な資金を、教団から出版局へ貸し出す(無利子・10年)ことを決定した。
 これらの後、今期の予定について検討し、2023年度は、委員会は対面とオンラインの併用、全国財務委員長会議はオンラインで行うこととした。

(田村毅朗報)

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