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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4960•61】2021年東北地方地震被災教会会堂等再建支援委員会

2021年10月30日

東北教区・関東教区10被災教会の声

東日本大震災から10年。今年2月13日、福島沖で震度6強という大きな地震が再び起こり、多くの教会が再び痛手を負った。第14回常議員会で「2021年東北地方地震被災教会会堂等再建支援委員会」が設置され、東北教区、関東教区の10被災教会へ1300万円を募金目標額として支援活動をスタートした。その中で委員会として被災教会にインタビューし、各教会の声を聞くことになった。

信夫教会に尋ねて

第1回目は9月21日、福島駅から徒歩で10分ほどの所にある信夫教会にオンラインで話を聞いた。今回は2021年東北地方地震被災教会会堂等再建支援委員会より、篠浦千史、黒沼宏一、河田直子の各委員、オブザーバーとして保科隆東北教区議長が参加した。

信夫教会からは佐藤秀吉牧師と役員の荒木紀子さんが出席し、被害状況とその後の補修状況を聞いた。被害は外壁、特に2階の窓近辺の亀裂、教会と牧師館の間の亀裂がひどく、また女子トイレの損傷も激しかった。幸い基礎部分に問題はなく、補修だけで済むとのこと。ただ木造建築のため、梅雨前に補修が完了することが望ましいとのことだった。2階の外壁であることから足場が必要で、約1ヶ月の工事の後、5月末に工事は完了した。工事には、足場の費用も含めておよそ200万円かかったとのことである。

地震直後の礼拝で、会堂内の備品はそのまま使える状況だったのは幸いだった。ただ見上げると会堂の天井部分には損傷が見られた。また食器棚から食器が崩れ落ちて割れてしまい、押入れの中は物が散乱し、その後片付けにはかなりの時間を要した。その散乱状況は、10年前の東日本大震災の時よりもひどかったそうだ。前回と揺れの方向が違ったのが被害状況に影響しているかもしれない。福島市内でも、被害状況は場所によって違うようで、信夫教会は比較的大きな被害が出た地域にあった。教会近隣在住の教会員2名も被害を受けた。

今回の地震は建物だけで済み、水道、電気といったライフラインが止まることがなかったのは不幸中の幸いだったと佐藤牧師は語った。最後に、佐藤牧師に教団への要望を求めたところ、「東日本大震災の時、教団は速やかに行動してくださり、被害は大きかったが、自分たちの背後に教団に属する全ての教会の祈りを感じることができた。しかし、今回は2月の地震後、教団の動きが後手に回った感は否めない。10年前に比べて被害状況は大きくなかったが、被害状況はどうであれ、迅速に行動してくれるのが望ましい。地震に限らず、洪水などの天災がこれからも起こると思うが、自分たちの背後には多くの教会の祈りがあることを、教団が速やかに行動することで示して欲しい」と言われた。7月の常議員会で具体的な行動を始めたこと、本当に遅かったと反省した。

(篠浦千史報)

教団新報
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