金子ボクシングジム会長、碑文谷教会員
金子健太郎さん
父は、クリスチャンボクサーとして知られた、戦後初の東洋フェザー級チャンピオン、金子繁治さん。〝Don't Escape〟人生はいかなることがあっても逃げない、逃げてはいけないということを自分自身に言い聞かせて歩んだ人でした。
健太郎さんも、父の跡を継ぎ、大学ではボクシング部に所属し、卒業後はコーチ、その後、父の設立した金子ボクシングジムの会長を現在務めています。
7人の日本チャンピオン、5人の東洋太平洋チャンピオン、特に2011年、WBA世界スーパーフライ級チャンピオン、清水智信選手を育てました。「チャンピオンは奪い取るものではなく、与えられるもの」という父の教えを守り、指導に当たっています。
中学3年のクリスマスに信仰告白、碑文谷教会員として信仰生活を歩み始めました。
18歳から教会学校の教師となり、現在は校長として奉仕しています。自らの証しを交えて、紙芝居をしたり、時には手品もして、聖書を子供たちに語ります。サマーキャンプでは、虫取りが得意技です。
愛唱聖句は、「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです」(1テサロニケ5・16〜18)。
ジムの会長の他にも、保護司、下北沢東通り商店街会長、四谷インターナショナルスクール講師、学校法人聖学院理事、東京都人権擁護委員、障がい者就労支援団体副理事長、米すじ亭(飲食店)副社長などの仕事や奉仕を担っています。
「ボクシングは、喧嘩でなくスポーツ」と語る健太郎さん。世でも、ルールに則って、クリスチャンとしての証しをしつつ歩んでいます。