1年半に及ぶコロナ禍の試練が続くなかで、各教会の礼拝や諸集会、伝道や奉仕の働きはどのように展開されているか気になるところです。
6月末にオンラインで行われた宣教委員会主催の情報交換会において、各教区から、所属教会へのアンケート調査の結果が示されました。オンライン礼拝の開発などが急激に広がり、それによって家族の方の参加や受洗者が与えられるなど、この時もまた恵みの時として受け止め健闘している様子を伺うことができました。
同日に新任教師オリエンテーションが1年遅れでオンラインで開かれ、教団の教師になって2年目の教師47名が参加されました。世界的なパンデミックのただ中で伝道者としての生涯を歩み始められた人たちがズームを通してではありますが共に顔を合わせ、講演を聴き語り合いの時を持つ、生涯で忘れがたい二日間を過ごしました。それぞれに働きは違いますが、一様に、毎週説教をするという牧師の基本的な作業とどのように取り組んでいるか、その初々しい気持ち、苦闘とそれを突き抜けて与えられる喜びを聞く機会が与えられ、わたしもリフレッシュされる思いでした。
この時もまた、良きおとずれを告げる者の足を健脚にして、いつでもどこにでも行ける修練の時となるように願わずにはおれません。
(教団総幹事 秋山 徹)