【4930・31号】人ひととき 青戸 雄司さん 父の愛に生かされて

はじめにイエス・キリストに興味を持ったのは映画『ベン・ハー』を見たときだった。自ら「灰スクール」だったと語る中高時代、暇さえあれば映画館に通い、出会った一本だった。

高校1年生の冬、親戚に誘われて近くの教会へ行った。伝道集会があり、小出忍牧師の「父の愛」と題した説教が心に突き刺さった。12歳の時に無菌性髄膜炎に罹患して一カ月入院した。生きる意味、勉強する意味について悩み、自室の前にバリケードを作り、檄文を書いて立てこもったこともあった。問い続けてきた心の闇に一筋の光が差した気がした。通っていた米子教会で信田智伝道師から『4つの法則』を示され、「自分のために死んでくださったお方がいるのか」と深く感動した。

大学に入り、友人たちと遊びもしたが心の平安を得られず、その年のクリスマスに米子教会で加藤俊行牧師より受洗した。それからは、キリスト者学生会で熱心にキャンパス伝道に励んだ。所属する混声合唱部などで伝道トラクトを配ったが、誰も教会に来てくれない。一人だけ教会に足を運んでくれたのが現在の妻である。卒業と同時に結婚、4人の娘に恵まれ、それぞれがクリスチャンの夫と結婚した。

医師になってほどなく、大阪の病院に勤めたが、激務に「燃え尽き症候群」になり、妻の地元福岡にある栄光病院へ。忙しい仕事の傍ら、家族で教会に通うことを大切にしてきた。娘たちが幼い時には、妻と共に近所の子どもを集めて土曜学校を開いていたこともある。

苦しんだ高校時代の「一度しかない人生、何か人の役に立ちたい」という思いから医師になった。だから、一人ひとりの患者と向き合う時「この人は神が与えてくださった人だ」という「祈り心」をもって、今日も聴診器を手に取る。

鳥取県米子市出身、福岡中部教会員、社会医療法人栄光会理事長

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