6月30日にズームによるオンライン会議として行った。
当初は6月29日から30日にかけて全国社会委員長会議を開催し、その後に会場の教団会議室で引き続き行う予定としていたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために社会委員長会議を中止し、委員会も初めてネットで各地をつなぐ形で行うこととなった。
開会礼拝、前回議事録承認後、諸報告に先立って、陪席した秋山徹総幹事から新型コロナウイルス感染症影響下にある教団の現状など丁寧な報告を受けた。日本キリスト教社会事業同盟や日本キリスト教保育所同盟報告でも、今年度計画された会議・集会がことごとく中止となり、社会全体が感染症影響下におかれていることを改めて感じることとなった。
協議では、まず、教団総会の議案書・報告書に掲載する「社会委員会報告」の確認を行った。特に、申し送り事項に加える項目について協議した。すなわち、今回開催できなかった全国社会委員長会議で扱う予定だった、災害時における教区間協力体制のシステム構築を求める文言を整えて記載することで合意した。
今総会期において計画していた全国社会委員長会議は、10月に教団総会が開催されれば次期への申し送りとし、開催延期となれば改めて次回委員会で今総会期内の実施に向けて協議することとした。
『社会委員会通信』も総会期を延長する判断がなされれば、それに合わせて発行を延ばし、今総会期全体の報告とすることが確認された。
秋山総幹事からは、当委員会の働きに関連することとして、ある教区が計画している基地問題に関する協議会開催について教団に協力を求められていることが報告された。また、新型コロナウイルス感染症の影響下でなし得るキリスト者としての働きについて、検討できるかどうか要望を受けた。
多岐にわたる課題を受けとめつつ、次回委員会も9月にオンライン会議として行うことを確認した。
(髙橋真人報)