【4919号】教区議長コラム ♦ 北海教区 ♦ 原 和人 ギリギリでいこう!

 1974年の夏の甲子園。徳島代表の池田高校が初出場を果たした。このとき登録選手は11人。これは野球の公式戦が出来るギリギリの人数である。この大会で池田高校は準優勝。「さわやかイレブン」と呼ばれ、甲子園の話題をさらった。

 選手層の厚い強豪校ではなく、才能あるホームランバッターも三振を積み重ねる豪腕ピッチャーもいない。小柄でダイアモンドを駆け抜ける選手たちは大きな特徴もスター性もない。そして、誰か一人でもケガをすれば試合が出来ない。そんな池田高校が甲子園で準優勝。この事実と奇跡は全国の数多の弱小チームに夢と希望を与えた。

 わたしの牧する2つの教会は、全国規模で言うと小規模教会の部類に入る。年々高齢化で礼拝出席も減少傾向で、ともすれば気持ちが後ろ向きになる。他を見ると、才能に長けた方々が沢山おられ、いろんな行事を行い、信徒も増加。それらを羨ましく思いつつ、「うちの教会はギリギリの人数で…」などと心の中で呟く。

 池田高校は、選手それぞれが自分の能力を最大限に発揮した。人の持つ能力は限られている。それをチームに活かそうとする思いが準優勝という結果になった。他のチームと比べることも、それを嘆くこともなく…である。

 なるほど、わたしたちは神から招かれたこの場所で、自分の出来ることをすれば良い。そうすれば自ずと教会の将来像は形になる。嘆いたり、自分勝手に考えたり、力がないと思い込んだり、他を羨ましがると何も生まれない。各々の可能性はまだまだ秘められていることを信じ、主イエスの恵みを、神の愛を伝えていこう。全国の教会がその思いで歩めば、まだまだ大丈夫ではないか。そうだ、ギリギリでいってみよう。(北海教区議長)

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