【4915号】伝道のともしび 夜も昼のように光り輝く 詩編139編12節

東海教区・聖隷三方原病院チャプレン 佐藤 志伸

 いつもお祈りのうちに覚えていただき、感謝致します。

 1926年イースター。クリスチャンの青年たちが、弟子たちの足を洗ったイエスさまに倣って生きることを願い、クリーニング店『聖隷社』を創業。その後の一人の結核に苦しむ青年との出会いが、彼らを大きく突き動かしました。その時、主が彼らに託された働きは、今、聖隷福祉事業団に引き継がれ、すべての施設が「キリスト教精神に基づく『隣人愛』」を基本理念としています。

 聖隷三方原病院は静岡県浜松市にあります。1981年、日本で最初のホスピスを誕生させました。現在の「聖隷ホスピス棟」は1997年竣工。27部屋全て個室で、家族も一緒に生活できるように、十分なスペースがあります。また庭の花々や小鳥、猫たちが心を和ませてくれます。礼拝堂の横に置かれた石碑(レプリカ)には「夜もひるのように輝けり」という詩編第139編12節の御言葉が刻まれています。これは、かの青年が召された後、お父様が記念碑を建てることを願った際、そこに刻む御言葉として、若き日の長谷川保聖隷福祉事業団初代理事長が選んだものです。

 礼拝堂では平日朝8時40分から9時まで礼拝をささげています。讃美歌、聖書朗読、説教、祈祷、主の祈りといった次第です。この礼拝には、ホスピスの方々と家族、他病棟や近隣の方々、各医大からの研修生も出席します。また、近隣諸教会の牧師や教会員、隠退教師の方々も説教、奨励をします。イエスさまの十字架とご復活の出来事によってもたらされた罪の赦しと永遠の命が告げ知らされ、痛みや苦しみを知り抜いている主が共にいる幸いを伝えます。部屋でも礼拝の恵みに与ることができるように放送設備も整えられています。

 年間約300名がホスピスで過ごします。その中でクリスチャンの方は3〜5名です。ホスピスの礼拝を心待ちにし、入所して来ます。一方、ほとんどの方がホスピスに入って初めて御言葉や讃美歌を聞いたと言っています。「慰められました」、「私のことも神様が愛してくださっているのですね」、そう話してくれる方々の顔はとても穏やかです。聖霊の導きにより、イエスさまを救い主と信じる信仰へと導かれ、洗礼を授けてもらう祝福に与った方や家族もいます。

 ホスピスに託されていることの中心は、からだの苦痛を緩和するとともに、主にある平安のうちに日々を過ごすことがきるように祈り、支えることです。そのために、ボランティアさんたちも真心を持ってつとめています。

 チャプレンは、希望に応じて部屋を訪問し、共に聖書を読み、祈りをささげます。また、お話を聴くひと時も大切にしています。他の病棟、関連施設にも伺います。時には、うつむいて寂しそうにしていた方の顔が、御言葉を聞くうちに上がり、生き生きとした表情になることがあります。御言葉の持つ力に驚かされます。

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