【4720号】神の慰めと憐れみと助けを祈り 騒ぎ立つ心に「落ち着け」と言い聞かせて

息長く粘り強く希望をもって 高橋和人

あの時、くぐもった緊急地震情報の警戒音から、異質な時間が始まりました。押し寄せる破壊と恐怖の怒涛、不安と混乱、緊張感の継続。地震、津波、原発事故と広範囲で複合した災害。物と人身に加えられた破壊から、生活、心、共同体へとその傷の深さ。いまだ犠牲者の数もわからないほどの規模、あらゆる分野への波及。信頼に足る情報のなさ。支えあうこともままならないもどかしさや苛立ち。時間感覚さえもあいまいになります。騒ぎ立つ心に「落ち着け」と言い聞かせています。

しかし、祈りに覚えられていることに、今ほど力づけられていることはありません。弱る思いが支えられるのは主にあって結ばれたものたちの祈りです。

真っ先に教団救援対策委員会より石橋教団議長と調査委員3名が駆けつけ、つぶさに現地を見、全面的な協力を申し出て下さった。

また、奥羽教区議長と共に教区・教団で難局に向かうことを合意しました。さらに関東教区新潟地区、長田センター、東北教区センターの協力を得て、東北教区被災者支援センターを立ち上げることができました。 安否確認から物資支援、訪問と献身的な働きをして下さっています。更に各教区の応援、援助、人材と次々力強いお申し出があり、勇気付けられています。

地元でも、津波の大きな被災地の中に立つ石巻の二つの教会がその中にあって懸命に地域支援の働きをしています。その他の教会では被災者を受け入れるなどそれぞれに助け合っています。福島県浜通りの教会は不安の中で懸命に教会を守っています。

また、東北教区では教会救援復興委員会を立ち上げました。既に被害の大きい教会では解体工事に入っています。緊急な課題が多い中で、今後長く続く復旧再建に教区が一つになってこれに向かっていきたいと願っています。また今年は教区の活動をできる限り縮小や凍結をしてこれに集中しなければなりません。そのため、時には教区に求められる多くの課題に対応できないこともあることと思います。ご理解をいただきたいと思います。

東北教区内は激甚な被災地ばかりでなく、多くの地域でライフラインが回復しておらず、復旧の初期段階のままのところも少なくありません。刻々と変化する事態の中にあって、「どうして」とか「どのようにして」、という問いへの模索もままならないままですが、教会がみ言葉によって霊的な復興の砦の塔として立てられる時が与えられるものと願っています。長い期間が必要になると思います。息長く、粘り強く希望を持って向かうつもりです。奥羽、関東の諸教会ともどもお覚え下さい。

(東北教区総会議長)

 

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