【4911号】人ひととき 吉崎 優子さん 帰る場所があると 気づかせてくれた

 「あなたがたが選んだのではなく、神様があなたがたをこの学舎に選ばれたのだ」北陸学院短期大学保育科の入学式でこのような言葉を聞いて、学生時代に高岡教会で受洗した。

 卒業後は、浜松の教会近くに幼稚園を建てる牧師の働きを短期間、見てきた。その直後、郷里の氷見市に帰ってきて、富山県内のキリスト教保育園に2年ほど勤務。そののち地元、氷見市のアソカ幼稚園への話をもらった。仏教の幼稚園だった。住職はモンテッソーリ教育を目指し、クリスチャンの自分がそこで必要とされ、大きな葛藤と闘いながら37年間勤務した。子どもたちの「今日」と出会ってきた。吉崎さんは語る。「神様が、わたしをここに置いてくださった、そのことの不思議な意味を考えた」。

 それからは、教会が支えであった。長老として、教会学校教師として、高岡教会に仕え続ける。ところが、2018年12月と2019年5月、教会に送り出してくれていた夫と介護してきた義父の死を経験する。大きな喪失感と、信仰を持たずに召された夫を思いながら、神様、どうしてですか、と問い続けて5カ月間、礼拝を離れた。祈ることや聖書を読む力もなくなり、たびたび訪問してくれる牧師が頼りであった。

 そのような中、再び礼拝に出席したときは、座ったとたん涙が止まらなかった、と言う。ただいま、と礼拝堂に入った。そののち9月最初の祈祷会で、ヨハネによる福音書14章の御言葉を聞き心に激動を感じた。「心を騒がせるな。神を信じなさい」。今まで心揺るがせてきたことに対して、神様への信頼のない自分を痛感した。しかし、イエス様はこんなわたしを導いて天のすみかに場所を用意してくださる。それが何よりうれしかった。今の苦しみ以上に、主が伴っていてくださるとの喜びが倍増した。

富山県氷見市生まれ。長年幼稚園に勤務した。高岡教会長老、教会学校教師。

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