【4717号】追 悼 竹前 昇前教団総幹事

竹前先生を送る 小島誠志(松山番町教会牧師)

大きな人だった。

体格もそうだが、人間の大きさを感じさせる人だった。

たいていの人には押さえどころがある。要所をつかめば全体像が浮び上がってくるような。

しかし、竹前先生はつかみどころのない人だった。

シャープにもの言う人ではなかった。先生の言葉は茫漠としていて、その広さも深さも量りがたいものがあった。そう、ちょうど海のように。

日本基督教団の転換期に、時を得て現れた総幹事だったと思う。

機敏にこまかく対処するような動き方はしない人だった。対症療法みたいなことはしなかった。

ときには動いていないように見えた。

しかし動いていたのだ。森のように。

あの大きなふところにすべての問題を受けとめていたのである。

すべてを受けとめて、大きく舵を切った。

いつもそうだが、事柄が動いたあとぼくらは竹前総幹事の存在の力を知らされた。

日本基督教団はこの総幹事によって大きな方向転換をしたのだ。

他のだれによってでもこうはいかなかったにちがいない。

「巨星落つ」と言う。まさに教団史の巨星だった。

しかし、竹前先生は落ちたのではない。

なすべきことをなし終えて、帰って行かれたのだ。遣わされた主のもとへ。いまはなつかしい、あの悠然とした足どりで。

 

竹前 昇(隠退教師)

11127日、逝去。78歳。東京都に生まれる。

’61年東京神学大学大学院修了、同年頌栄教会に赴任、聖徒教会を経て、01年~07年、日本基督教団総幹事を務め、08年より伊勢崎教会を代務し、10年隠退した。遺族は妻・竹前ルリさん。

 

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