教団総会2日目の議事終了後、「信徒交流の集い」が開催された。06年、35回総会の際、「30余年ぶりの全国的な信徒の交流」を図って開催されて以来、今回が3回目。
挨拶に立った津村正敏さん(兵庫)は、「牧師と違って、信徒は他教区の人と交わりがなく、顔なじみも殆どいない。こういう機会を利用して、自由に話し合い、仲間を作りましょう」と呼びかけた。
総会議員を選出しなかった沖縄教区から傍聴に駆けつけた役員信徒2人、1日目に退席した京都教区の中で、席に留まり続けていた信徒議員1人も出席して盛大な拍手を浴びた。
セッション終了後、石橋秀雄議長、内藤留幸総幹事も直ちに来賓として駆けつけ、内藤総幹事は、「これまで100以上の教会に説教などで訪問したが、どの教会にも、黙々と支えている信徒の姿がある。人数でいえば、牧師に比べ、信徒は50倍いる。信徒の力が、勝負を決める。主に用いられていることを素直に感謝して、タラントを出し切って欲しい」と信徒に熱いエールを送った。
65人の出席者は、この後、2、3人のグループに分かれて、エンカウンターを繰り返した。「エンカウンターで出会った人と会議や集会で再会し、すっかり打ち解けて話すようになった」との体験談も聞いた。
夕食前の1時間と、限られた時間の集いだが、北から南まで全国各地の信徒が交流するこの集いは、総会2日目の行事として定着したようだ。
(永井清陽報)