【4904号】2019年度 教区総会報告2 3教区で新議長誕生

村岡新議長、飯田新副議長、松浦書記を選出

奥羽教区

 5月21〜22日、奥羽キリスト教センターにて第74回奥羽教区総会が開催された。開会時出席議員数は、112名中102名だった。

 開会礼拝後、組織会を経て准允式が執行され、補教師1名が立てられた。

 議長報告にて、邑原宗男議長は、2017年度施行の教区機構改革による常置委員会開催数削減継続の中で、2018年度も円滑な教区運営が実施されたと述べた。議長は、議長報告の約3割を用いて教団今総会期の動きを伝え、「教区として、これからも、これまでと同様に、合同教会としての日本基督教団形成のために祈りつつ、取り組む」ことを呼びかけた。

 初日夕に行われた議長選挙では、村岡博史副議長が62票を獲得し、新議長に選出された。2位は9期18年にわたって議長を務めた邑原議員(11票)だった。村岡議長は挨拶で、「邑原前議長が貫いた姿勢と同じく、教憲教規、教団信仰告白と戦責告白に忠実に務めたい」と決意を語った。

 続いて行われた副議長選挙では、第1回投票で1位から4位の得票が10票台と票が割れ、第2回投票が実施された。2回目でも飯田敏勝議員(1位39票)、江戸清議員(2位30票)、小林よう子議員(3位15票)といずれの候補も過半数獲得に至らず、飯田議員と江戸議員の決選投票となった。有効投票数94票のうち、飯田議員49票、江戸議員45票で飯田議員が副議長に選出された。書記には、松浦裕介書記が77票の得票にて再選された。

 同日夜、18年度決算2705万円に対し、107万円減の19年度予算2598万円が可決された。議場から、教区負担金を担いきれないので算定方式を見直して欲しいとの要望があった。教区負担金を減らすため、今年度は会議費の削減を図り、臨時教区総会を開催しないことを確認した。

 教区は第6期教区長期宣教基本方針に基づく10年間の歩みの7年目を迎えた。東日本大震災から時を経て解明された事実を反映し、長期計画基本方針案中の放射能汚染に関する文言を「東京電力福島第一原子力発電所メルトダウン・爆発事故」に修正することが承認された。

 教団問安使として遣わされた久世そらち教団副議長は、総会の両日にわたり教団議長挨拶と教団伝道推進・機構改定について伝え、質疑に応答した。沖縄教区との関係の回復と合同のとらえ直し、機構改定の具体案についての相次ぐ質問に応じ、久世問安使は、北日本三教区から成る北日本宣教会議で共に働く中で、北海教区の一員として奥羽教区と培った信頼関係に基づいて応答し、教団が積み残して来た重い課題に向き合う時を迎えたこと、この課題との取り組みを通し、教団が教会と信仰の本質を考える恵みの体験としたいことを述べた。

 閉会前に、教区を越える交わりにより招いた東京教区北支区副支区長・大澤宣牧師、兵庫教区常置委員・佃真人牧師が、挨拶に立った。

常置委員選挙結果
【教職】小林よう子(八戸小中野)、江戸清(奥中山)、森分和基(宮古教会)

【信徒】鈴木務(秋田高陽)、久保征紀(奥中山)、遠藤清賢(江刺)

(原田裕子報)

 

教団、教区機構について協議会を開催

京都教区

 京都教区定期総会を5月13〜14日に京都丸太町教会で開催した。信徒・教師の逝去者記念を含めた開会礼拝後、議員143名中104名出席で成立した。

 一日目の議長報告では、当教区を「主にあるバラエティーの豊かさを大切にして、互いに聞き合い、良きハーモニーを持った教区」と記す入治彦議長の報告を承認した。常置委員会報告では、二重教職制の問題や信徒伝道者・巡回教師の位置付けが問われ、今後の検討課題とした。また、アメリカの宣教団体所有の元宣教師館の、将来の土地建物移管を当教区が受ける計画案(その方向性を昨年度総会承認)の一部修正を可決した。その建物で教区と市民が共同運営する「バザールカフェ」(社会的少数者の人権擁護など多彩な活動を行うカフェ)の活動のさらなる発展を願う。

 協議会1は、教団機構改定問題と教団の現状をテーマとした。教団への批判により問安使を今回も拒否し(16年目)、今回は要請陪席者の石橋秀雄教団議長から教区質問状への回答を受けて協議した。教会、宣教、人間理解など多くの課題での、教団のあまりにも偏狭で頑な姿勢の問題を問う発言が会場から続いたが、教団議長の応答は噛み合わなかった。

 夕食後の協議会2は、教区機構・財政改革をテーマとし、改革案作成者が「改革は単なる数字合わせや委員会つぶしでなく、宣教のためであるべき」と発題した。次に財務部委員が発題し、「私は定年退職し60歳を過ぎて受洗した。『無縁社会』と言われる時代の中で、キリストの教会は社会の中に『無縁の縁』を作り出せる存在と感じる」と語り、その言葉に強く励まされたとの声が会場から聴かれた。

 二日目は准允1名、按手礼1名執行後、「京都教区部落解放センター規約」制定関係や教区機構・財政改革関係の議案など可決後に、建議2件①「『滋賀県警・大阪府警による全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部に対する弾圧への、日本キリスト教団京都教区の抗議声明』を、内外に広く表明する件」、②「『天皇の代替わりに伴う諸儀式及び大嘗祭についての日本キリスト教団京都教区の声明』を、内外に広く表明する件」を可決した。

三役選挙結果
【議長】今井牧夫(京北)、【副議長】横田明典(近江金田)、【書記】内山友也(京都葵)

常置委員選挙結果
【教職】入治彦(京都)、横田法子(巡回)、新井純(世光)、井上勇一(洛南)、深見祥弘(近江八幡)、李相勁(福知山)、月下星志(上鳥羽)

【信徒】谷口ひとみ(八幡ぶどうの木)、大下真弓(京都葵)、奥野カネコ(膳所)、鳥井新平(近江平安)、東晃(城陽)、志賀勉(紫野)、菅恒敏(京都)

(今井牧夫報)

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