「能登半島地震」被災教会会堂等再建支援委員会報告が、長山信夫委員長より次のようになされた。
2010年6月24日現在の募金状況は1億4300万円強となった。この結果、会堂再建支援の残っていた「羽咋教会」について支援金の送金が可能となった。目標の1億5000万円には達していないが、再建支援に必要な金額は満たされた。
これにより委員会としては、募金活動を2010年7月31日をもって終結することとした。募金残額については中部教区に委嘱することとする。
募金活動終結の報告・お知らせを教団新報にて行う。
教団総会に向けて、「能登半島地震ニュース第7号(最終号)」を発行し、報告する。
この報告は、感謝の拍手をもって承認され、高橋潤中部教区議長が感謝の言葉を述べた。
その他の報告では、14号議案、「教区総会報告に関する件」に時間が割かれ、各教区総会の重要案件が紹介された。教師の戒規・免職、聖餐問題、連帯金問題、教勢などが、多くの教区に共通する緊急重大な課題であり、教区センターの運営、セクシュアル・ハラスメントについて課題として上げる教区も少なくなかった。沖縄教区は常議員会に出席しておらず、文書での報告もなかった。
これらの課題の内、幾つかの件は、来る教団総会に議案として提案される運びとなる。
また、今常議員会に、審判委員会から戒規についての報告が全くなされなかったことは、特筆されなければならないだろう。現時点で教団の最大関心事であるが、目下は沈黙が続けられている。
(新報編集部報)