5月18日に第36総会期第6回、6月24日に第7回宣教研究所委員会が開催された。現在宣研では任期中の新信仰問答の完成を目指してひと月に1回、鋭意委員会を重ねている。
従来「新信仰問答」と紙面上で報告してきたが、正式名称を「信仰の手引きー日本基督教団信仰告白・十戒・主の祈りを学ぶー」(宣教研究所編)とした。
《目次》
◎日本基督教団信仰告白
序 命の言葉
第一部 公同の信仰
第二部 神の言葉としての聖書
第三部 わたしたちが受け継いだ三位一体とキリストへの信仰
第四部 わたしたちが受け継いだ選び・義認・聖化についての信仰
第五部 わたしたちが受け継いだ教会についての信仰
第六部 使徒信条
◎十戒
◎主の祈り
教会は伝統的に三要文を重んじて信仰を養い、確かなものとしてきた。今回作成を目指している信仰の手引きもこの伝統を受け継いだものとなっている。すなわち日本基督教団信仰告白と十戒と主の祈りである。 またこの手引きは全て問答形式になっている。受洗前や受洗後の学び、さらには信徒全体の学びに資することを期待する。
今回この手引きを作成するに当たっては、その背後には基礎的な調査研究があり、それが解説という形でまとまっている。この解説はこの信仰の手引きをさらに専門的に深く学びたい時に大きな助けとなると思われる。特に教職の方々に活用いただけるものと考える。そこでこの信仰の手引きを発行する際にはこの解説を合わせて収録する予定である。
これまで「新信仰問答」としてきたものが「信仰の手引き」となるが、この発行は検討を経た結果、宣教研究所が責任主体となって発行することになった。
(長谷川洋介報)