【4701号】教団の教会観は?

 

最近よく『教団の教会観はどのようなものですか』と質問される。その時私は、教団信仰告白の教会の項の告白文を引用して答えることにしています。そこには『教会は主キリストの体〈からだ〉にして、恵みにより召されたる者の集〈つどひ〉なり。』と教会の本質が告白され、更に『教会は公〈おほやけ〉の礼拝〈れいはい〉を守り、福音を正しく宣べ伝へ、バプテスマと主の晩餐〈ばんさん〉との聖礼典を執り行ひ、愛のわざに励みつつ、主の再び来たりたまふを待ち望む』と教会の使命が告白されています。

ここで告白されている『教会』について簡潔に言い直してみると以下のようになります。

①教会とはまず神に召された者たちの礼拝共同体(求道者も含めた)です。その礼拝において、主から与えられた公同教会の権能である神の言の説教と洗礼と聖餐が行われます。すなわち聖書が証しする福音が正しく宣べ伝えられるとき『イエスはキリストである』との信仰が芽生え、②教会は信仰告白共同体となります。このキリスト告白をした者はキリストと一つとなる洗礼(聖礼典)を受けてキリストの体である教会に加えられます。③教会はまさに洗礼共同体なのです。洗礼共同体である教会の一員となった者は、キリストと一つにされていることを体得するパンとブドウ酒をいただく聖餐(聖礼典)に与り、④教会が聖餐共同体であることを深く知っていき、永遠のみ国への望みを確かにされていくのです。これが教団の教会観の素描です。

(教団総幹事 内藤留幸)

 

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