第36総会期第7回スイス・韓国協約(合同)委員会が、第5回三国間協議会実行委員会として、2010年3月12日に教団会議室で開催された。
前回実行委員会(2010年2月2日)において、協議会の開催日程が、関係諸教会との調整の結果、2011年7月5日(火)~8日(金)に確定している。会場はYMCAアジア青少年センターを予定している。
総合主題は、すでに「平和の絆-一つの体、一つの霊、一つの希望(エフェソ4章3~4節)東アジアの平和のための私たちの責任とヴィジョン」に確定している。外部からの基調講演者としては姜尚中氏が予定されており、協議会本体の終了後に、オプショナル・ツアーを実施する見通しもついてきた。
協議事項としては、趣意書(和文と英文)の検討を行った。東アジアの平和という課題を聖書的・教会的な視点から理解するために各地域や教会に固有な経験を共有することで新たな展望をえることを目指している。趣意書は文章が確定した後に、協議会への招待文書として各関係教会に宛てて送付される予定である。
さらに前回実行委員会に引き続いて、協議会のスケジュールおよび内容について具体的な検討を続けた。協議会は「基調講演」「小礼拝」「聖書研究」「分科会」「二国間協議」および「現地実習」(アジア学院)などのユニットから成る。それぞれの内容と担当分配について、また会場や翻訳の準備などについていくつかの事項を決定した。
今後は、有意義な協議会の実現に向けて、関係諸教会との折衝をさらに重ねてゆくことになるだろう。
(廣石望報)