第36総会期の第4回伝道委員会が2月23日(火)~24日(水)、西那須野教会において開催された。
前日よりアジア学院において開催された第7回「農」に関する協議会を祝福の内に終えての委員会であった。
小林克哉委員の説教による開会礼拝に続き、中島英行氏(元日本基督教会大会伝道局理事)を迎えての講演を持った。今後の教団の伝道体制を模索するために日本基督教会の伝道局の働きに関する学びは有益であった。
今回の委員会で扱われた内容は以下のものである。
◎2010年度開拓伝道援助申請に関する件(7件)では、栗山教会(北海教区)、大船渡教会(奥羽教区)、陸前古川教会(東北教区)、土気あすみが丘教会(東京教区)、長野本郷教会(東海教区)に各165万円、岡山信愛教会(東中国教区)に55万円、大島教会(西中国教区)に110万円の援助を決定した。
◎2009年度後期分貸出金申請に関する件(2件)では、新松戸伝道所(東京教区)と東京復活教会(西東京教区)からの申請を受理したが、2件ともに書類の不備を教区に通知し、書類が整い次第、各1千万円の貸出を執行することを承認した。なお、2010年度エクロフ基金融資申請に関する件でも、同様の扱いとした。
◎6月28日(月)~29日(火)仙台にて開催予定の教区伝道委員長会議の準備を進めた。「新しい伝道協力の可能性」の主題のもと山口陽一氏(東京基督神学校校長)に講演を依頼する。
◎プロテスタント日本伝道150年記念小冊子に関する件では、教団伝道委員会においてなされた諸講演をブックレットなどで出版する可能性を教団出版局に提案することとした。
◎伝道アイディア・アンケートの実施について、その内容とスケジュールが確認された。集計・分析後、伝道アイディア集を作成し、8月頃に全国諸教会に頒布できるよう作業を開始することを確認した。
最後に、竹内款一委員の奨励により西那須野教会員と祈祷会を持つことがゆるされ、感謝であった。
(岩田昌路報)