第36総会期第4回在日韓国朝鮮人連帯特設委員会は、1月29日に開催された。
今回は、難波幸矢委員が1月28日~30日に大阪で開催された第24回外登法問題と取り組む全国キリスト教連絡協議会(外キ協)全国協議会に委員会を代表して出席し、委員会と日程が重なったため欠席となり、1名を欠いての委員会となった。また委員会開催に先立って同日の午前10時半から午後4時まで、在日韓人歴史資料館(韓国中央会館別館内)、二・八独立宣言記念資料室(在日本韓国YMCAアジア青少年センター内)、高麗博物館(新宿区大久保)を訪ね、在日韓国朝鮮人の方々がたどってこられた差別と抑圧の歴史や日本と朝鮮半島との関係史など、様々な資料に触れる学びの時を持つ事ができた。
委員会としては午後4時から5時半までの時間であったが、小橋孝一委員長の祈りの後、前回第3回委員会議事録の承認に引き続き、事務局報告として野村和正担当幹事から「委員会費は常議員会費から出されており、特に委員会としての明確な予算は決まっていない」との報告を受けた。その後、長山信夫、石橋秀雄、佃真人の各委員が、それぞれ課題とするところについて短く報告し、それを受けて話し合った。
最後に小橋委員長からの「次回委員会は各委員が課題として取り組んでいる事について発表しあい、また7月の常議員会には委員会としての方向性を持った報告ができるよう協議の時間を取りたいので、一泊の委員会を開催したい」との提案を了承し、開催準備等の世話を石橋委員に一任する事とし、長山委員の祈祷をもって委員会を終了した。
(佃真人報)