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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4690・91号】人ひととき 藤盛 勇紀さん

2010年1月30日

 

総務幹事に就任

 

昨年7月の第2回常議員会で辞意を表明し、役員会で辞表受理が決まった愛澤豊重前総務幹事の後を受けて、9月、急遽登板した藤盛勇紀さん。牧会する藤沢北教会の他、神奈川教区書記を務めているため、本年3月末までは週3日の嘱託幹事となった。

就任後3ヶ月余の感想を聞くと、「いわば非常事態に登板し、通常の引き継ぎもなかったため、残された資料を読んで把握に努め、ようやく事務局全体のことが分かるようになったところ」という。

総務幹事は、全国1700余の諸教会の教会規則の制定・改定、教師の異動など教務関係全般を見る他、信仰職制委員会、伝道所検討委員会、能登半島地震被災教会再建支援委員会、日本伝道150年を担当している。昨年11月までは150年関連で忙しく、週によっては、教会の仕事の合間を縫って毎日出勤した。

教団新報編集委員も務めてきたから、比較的身近で幹事職を見てきたが、いざ自分がその職についてみると、「想像していたよりずっと大変なことが分かった。自立出来ない教会が多く、教区間格差が広がりつつある」ことを感じた。

教会規則の変更を直接教団に相談する教会もある。「法人を含め、教会諸手続きの扱いが、教区によってバラバラなことを痛感した」が、今春、教区実務担当者の研修会の開催が計画されている。

神奈川教区で書記、副議長を経て、現在2度目の書記と教区37年目に入った。神奈川教区は年2回教区総会、毎月1回常置委員会を開いている。「多忙だったが、良い経験をした。総務幹事職にも活かせるはず」という。

教団事務局は現在、総幹事以下、6人の幹事、アルバイトを含め15人の職員と22人体制。「幹事職は執行機関であるので、内藤総幹事を助けて精一杯務めて行きたい」と抱負を語った。

教団新報
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