【4685号】「ベッテルハイムと琉球伝道」で発題 第3回宣教委員会

 

36総会期第3回宣教委員会が915日(火)~16日(水)、教団会議室にて開催された。小西望委員による開会礼拝をもって開会。

初めに具志堅篤書記による発題「ベッテルハイムと琉球伝道」があった。

1846年に琉球を訪れた英国の宣教医ベッテルハイムの働きを紹介。彼の4つのヴィジョンのうち学校設立の夢は叶わなったが、伝道、医療、聖書翻訳といった働きが約8年の滞在期間中多くの困難の中で展開された。

ベッテルハイムが訪れた当時の琉球(近世琉球)についての歴史認識に関する最新の研究成果に基づいて「日本伝道150年」への反対を唱える立場の歴史認識のベースとなる伊波普猷の琉球史観、つまり、アイデンティティー喪失の奴隷状態の琉球とは異なる見解を述べた。

当時の琉球は幕藩体制と中国との冊封朝貢関係の狭間(「従属的二重朝貢」)にあって独自の国家を維持していたということである。薩摩侵攻(1609年) 後に歴史編纂はなされた。17世紀後半~18世紀後半に現在の沖縄文化の原形となる琉球文化が形成されている。琉球文化は正に琉球のアイデンティティーを支えて来た。それは今日も同様である。

「日本伝道150年」に反対するのもう一つの見解は当時は琉球は異国だったが、現在は日本である。それ故に、日本プロテスタント伝道の起点は1846年とするのが妥当とする声だ。

しかし、このような歴史認識だけでは捉えきれない独自性が琉球にはある。最後にベッテルハイムについて学ぶことと同時に彼の伝道の精神をしっかりと継承して行くことが大切であると結んだ。

2日目は、諸報告(常議員会、常設委員会、自主活動団体、教務)を受けた。その後キリスト教教育主事の要望書について協議がなされた。

当初11月開催予定の「宣教方策会議」は201031日(月)~2日(火)に変更され「今、日本基督教団の教会論を確認する(教憲に示された教会観)」を主題に掲げ富士見町教会を会場に行われることが決定された。

(具志堅篤報)

 

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