【4684号】部落解放青年ゼミナール 差別の現実と向き合う

 

毎年8月の上旬に行っている部落解放青年ゼミですが、今年は参加者が参加しやすい日程を考え、25日~28日と8月の下旬に青年ゼミを行いました。おかげで気候にも恵まれ、それぞれが充実した学びと交わりの時を過ごすことができたように思います。

私自身は、今年は実行委員長という立場での参加で、やはりそれなりの責任を感じながらの日々ではありましたが、参加者皆に支えられ、おかげで今までで最も自分と向き合い自己を解放することのできた4日間となりました。

今年の青年ゼミは「『あわいこそ』へ入ろう ~ただいま解放中!~」をテーマに、皆で差別の現実と向き合いました。

「あわいこそ」とは、被差別部落に存在した(地域によっては今も存在しています!)、人がすれ違えない程の狭い道のことで、この道は狭い地域に密集して住むことを余儀なくされた部落の人々に対する差別を如実に表しています。私たちが青年ゼミを行った和泉の地では、住宅地や道路が整備され、もはや「あわいこそ」は見られなくなって、外見からは差別の現実が見えにくくなっていました。しかし、フィールドワークで少しでも街を歩けば、生々しい差別の現実が浮き彫りになってきます。たとえ街並みは変わっても、目に見えないところで依然として差別が続けられているのです。

そこには、「差別など存在しない」とか「まさか自分が差別などするはずがない、差別に関わっているはずがない」とか、変わりゆく街並みをいいことに、無意識に差別と向き合うことを避け、差別を生み出している責任から逃れようとする私たちの心理があるのではないでしょうか。こうした差別を無くしていくには、私たち一人一人が差別の現実から目を背けることなく真剣に向き合い、自身の心の内に潜んでいる差別の心、無関心の心から解き放たれていく必要があるのだと痛感させられました。

良い意味で自身が打ち砕かれ、また建て直されて、神様に差別からの解放のために用いていただく。そのような解放の輪をこれからも広げていきたいと考えています。

(北村智史報)

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