【4683号】人ひととき 平本 善一さん

 

大学に社会人入学が増えて来たことは、どこの大学でも見られる現象だが、東神大では、近年とくに顕著なように思われる。095月の学生数は、112人(大学74人、大学院38人)で、年度によって増減はあるが、学部編入者を含めた大学、大学院の新入生の半数近くを社会人が占める年もある。

広島大学に進んだ平本さんは、当時不治の病といわれた肺結核にかかり、大学を中退し療養生活の中で信仰を得た。回復後、弱者のために働くことを決意し、当時、福祉専攻では先駆的な明治学院大学福祉学科に学士入学し、大学院を卒業した。大学院卒業の際、恩師から社会福祉の現場に入ることを勧められ、バット博士記念ホームで福祉活動のスタートを切った。

以来、基督教児童福祉会、日本キリスト教児童福祉連盟、キリスト教社会事業同盟などに関わり、かたわら農伝の講師を続けるなど八面六臂の活躍で、児童福祉の分野では、現場を知る福祉学者として知られた存在となった。その実績から、桜美林大学が福祉学科を創設した際、教授として招かれた。

教授生活5年間、70歳で定年を迎え、「これで自由になった」と感じた平本さんは迷わず東神大入学を選択した。というのも、「長年、児童福祉に関わりあって、問題を抱える子供たちに出会ったが、そうした問題の多くが、親子関係の破綻から生じており、親もまた問題を抱えていることがわかった。その親を正すのは、霊的な導きがないと駄目だということがわかった」からだった。

学士入学、大学院と東神大生活4年間、「あんなに勉強したことはなかった。授業は楽しかったし、28人のクラスメイトが本当に良くしてくれた」と述懐している。今春、平本さんは正教師となった。牧師生活を続ける傍ら、大学の特別講座、地元町田市の福祉関係の役職を依頼され、78歳の今も愛車を駆って、活動を続けている。

 

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