第36総会期第2回スイス・韓国協約合同委員会が、7月27日(月)教団会議室で開かれた。
日本基督教団(以下教団)が宣教協約を結んでいるスイスプロテスタント教会連合(SEK)および韓国、大韓イエス教長老会(PCK)・基督教大韓監理会(KMC)・韓国基督教長老会(PROK)と教団による三国間協議会は第1回が02年に韓国で、第2回は06年にスイスで開催された。教団は第3回を2010年に日本で開催するよう要請されていたが、このほどスイス・韓国両協約委員会はこの三国間協議会を2010年7月27日から30日まで東京で開催する方向で準備を進めることを決めた。
7月27日スイス協約委員会と韓国協約委員会はそれぞれ第2回となる委員会を合同で教団会議室において開き、第3回スイス・韓国・日本三国間協議会の開催について協議を行った。これまで2010年11月に開催する案が検討されてきたが、教団の今総会期中に開催するために、日程を7月に変更する。会場はYMCAアジア青少年センター(東京・千代田区)。参加は教団三役・総幹事・教区代表・関係委員会委員(約35名)、パートナー教会各5名(スイス10名、韓国15名、KCCJ5名)、計約70名を見込んでいる。
協議会の主題は、韓国での第1回が「すべての人の命の充溢に向けた癒しと和解」、スイスでの第2回が「神の移住労働者」であったことを受けて、日本で開催する第3回は平和を主題とする。具体的な内容と基調講演、フィールドワーク等を早急に検討すること、実行委員会を作り、両協約委員の他に数名の委員を加えて準備を進めることを決めた。
同日、韓国協約委員会も開かれ、委員が9月に韓国三教会を訪問することを決めた。委員会はこの訪問を教団と韓国三教会の協約に基づく交流と位置付けて、今後の宣教協力の促進をめざしている。
(石田周介報)