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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4680・81号】御言葉を共に聴き祈る 第2回伝道委員会

2009年8月9日

 

36総会期の第2回伝道委員会が629日(月)~30日(火)、我孫子教会(29日)、北柏めぐみ教会(30日)にて開催された。

伝道委員会は、開拓伝道援助金等で応援させて頂いた諸教会を訪問し、御言葉を共に聴き祈る時を大切にしている。

今回も両教会の歴史と会堂建築の証しを伺い、主の尊い御業を覚えて大きな喜びを与えられた。

今回は、北紀吉氏(前委員長・愛宕町教会)、安藤肇氏(隠退教師)を招き、初日に発題・講演をもった。

北氏は「伝道委員会の課題」について「従来の教団宣教論が破綻し、本来の教会の使命である伝道の復権が問われている。今後は伝道委員会が伝道企画、伝道応援の実施をしたらよい。教団全体が伝道体制をとるために、伝道局へと発展させたい。何よりも十字架の福音に固く立つことが必要である」と発題した。

安藤氏は講演において、「根本的に日本の伝道を考える時期にきている。2009年について、日本伝道150年を記憶すると同時に、1919年の三・一独立運動(朝鮮半島)、五・四運動(中国)の90周年を心に刻むべきである。日本の教会は自国の罪責を感覚し、逃避せる責任を記憶し、蹂躙せし人道を反省し、太平洋戦争中の戦争責任を誠実に反省し、国家の良心としての教会とならなくてはならない」と述べた。

7回「農」に関する協議会に関する件では、2010222日(月)~23日(火)に開催し、協議会会場をアジア学院、委員会会場を西那須野教会とすることが確認された。

「伝道150年」事業に関する件では、伝道に関する冊子の発行について討議された。前総会期での講演を収録する他、今総会期での講演も含める予定である。

北氏の発題を受け、今後の伝道委員会の活動について提案があった。諸教会に伝道のてがかり、伝道のヒントを提供できるようなものとしたいという方向性である。次回委員会で原案が提出されることになった。

(岩田昌路報)

 

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