今総会期4回目の協約関係合同委員会が3月3日に教団会議室で行われた。
【台湾】
1月21日から3ヶ月の間、台湾基督長老教会(PCT)の蘇貞芳宣教師が来日し、今夏からの埼玉中国語礼拝伝道所への派遣準備に当たったことが冒頭に報告された。
PCTの教職が「中国語(北京語)」を主として語る会衆のもとに遣わされることは、PCTの歴史、また、台湾の歴史、とりわけ台中関係史を語る上で大きな出来事である。まさに神のなせる業であるが、そのことをめぐって関係者が丁寧に準備を重ねてきたことも併せて報告された。その他、青山学院女子短大と学生キリスト教友愛会(SCF)の台湾スタディーツアーや、アジアリーダーシップ会議についての報告、加藤誠幹事による林田義行宣教師(高雄日本語教会)訪問などの報告を受けた。
また、8月に台湾で開催予定の教会協議会について確認した。
尚、教育委員会との共催である日台ユースミッションについて、担当者から準備状況を聞き、委員会としては2015年度決算時の余剰金処理の形で、当ミッションの経費の一部として応援することとした。
【韓国】
韓国3教団との協議会準備について報告と協議がなされた。これは、協約関係のある3教団からの宣教師の受入についてが主たる話題である。相互が理解を深めて十分な働きができるように配慮していくことが求められ、それも含めて、課題を共有する協議会の開催が求められていることが確認されている。尚、2月にそのための打ち合わせがソウルでなされ、岸憲秀委員長、加藤幹事が出席した折に、教団から派遣しているナグネ宣教師、長尾有起宣教師を問安したことが報告された。
【スイス】
7月に開催される三国間協議会について、日程案の確認と協議会の性格の確認がなされた。 (岸 憲秀報)