2月21日に伝道推進室北陸大会が開催された。
伝道応援として各地の教会の主日礼拝に説教者が派遣された。説教者の派遣先の教会は以下の通り。富山新庄教会、富山鹿島町教会、福野伝道所、金沢教会、金沢長町教会、小松教会、桜木教会、若草教会、内灘教会、恵泉教会、羽咋教会。
同日午後2時半から金沢教会を会場にして北陸大会が開かれた。富山・石川・福井の北陸3県の諸教会から主にある兄弟姉妹たちが参集し礼拝堂は補助椅子を出すほどの参加者で熱気に溢れた。開会礼拝の説教者北紀吉牧師は「収穫は多いと主が約束しておられるのだから祈り求めよう。主は祈る人を伝道に用いてくださる」と語った。
礼拝後は加藤常昭教師による講演会で、主題は「創造力と想像力に満ちて出て行く伝道」。讃美歌379番「見よや、十字架の旗たかし」を取り上げ、キリストのために戦う歌を心に刻もうと語り始めた。キリスト者として戦争を体験し、金沢の教会で伝道した講師の話は具体的で説得力に富み、ユーモアがあり、会場は時折笑いに包まれた。「待ち続ける教会から訪ねる教会へ、一人の魂のために祈り働きかけること、牧師中心の伝道からみんなで伝道すること、お互いを知るために名札を付けること、日曜日に教会に来ることができない人々への配慮、教会員が互いに慰めの言葉を語り合う交わり、創造力、想像力を発揮して伝道の道を訪ねよう」と語りかけ、教会を伝道へと励ます情熱的な講演だった。32教会から233名が参加し、礼拝席上献金で19万1570円が献げられた。
同時刻に富山県砺波市にある出町教会で呉西伝道圏伝道集会が行われた。出町教会の前田真孝牧師の報告によると、集会は主に幼稚園親子を対象に、石橋秀雄牧師(伝道推進室室長)を迎え、出町教会、福野伝道所、福光教会から大人39名、子ども23名が参加した。迫力ある腹話術と講演により来場した幼稚園親子に明確なメッセージが届けられた。牧師、教会が孤立することなく伝道の協力が活発になされることを願って金沢教会から帰路に着いた。 (岩田昌路報)