【4839・40号】西日本5教区合同宣教研究協議会

 2月29日から3月1日にかけて、広島教会を会場に第52回西日本5教区合同宣教研究協議会が行われた。今回は、西中国教区の担当で、テーマが「広島戦後70年の歩み」であった。東中国教区、四国教区、九州教区の宣教研究または教師部の委員会の代表者と教団総幹事の参加があった。

 西中国教区宣教研究会委員・武田真治氏による開会礼拝に続き、本竜晋委員長より今回のテーマの発題があり、「第2次大戦下における日本基督教団の責任についての告白」の実質化に向けて西中国教区が行ってきたこととして、清鈴園をはじめとする西中国キリスト教社会事業団の成り立ちを紹介。それに続き、西嶋佳弘西中国教区総会副議長より、広島キリスト教社会館について、戦前からの歴史、戦後の歩み、教区との関わり、現在の活動状況と詳細な発題がなされた。

 西中国教区は、地域への福祉を教会の社会的責任を果たす使命として取り組んできた。当時の「西中国キリスト教社会事業団」理事長報告には、「キリスト者は少数者でありながらも、社会福祉事業に関わっていく中で、住民の声を代弁する祭司的役割と、新分野の開拓や新しい業務の推進を促す先見者的、預言者的役割を行使することができるのではないか」と記され、宣教論を示しつつこれらの課題を担ってきた姿勢を明らかにした。

 協議会では、参加者より、教区や教会が事業団の諸活動に対してどのような関わりや支援をしてきたか、また「被爆」についてどのような神学的考察がなされてきたか、などの応答と意見交換がなされた。また、各教区の宣教研究の取り組みの紹介、教団宣教研究所からの報告の時間に代わり、現在の教団の状況について長崎哲夫教団総幹事より報告があった。終了後、参加者有志で「広島キリスト教社会館」と「広島平和祈念資料館」を見学した。 (本竜 晋報)

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