【4664号】西中国教区部落解放現場研修━同悲同苦で生きる━

西中国教区は部落解放現場研修会を、八月三一日、九月一日、広島キリスト教社会館と尾長あいあいプラザで開いた。出席者四八名。
広島牛田教会西嶋佳弘牧師の説教による開会礼拝。
次いでの社会館アワーは窪田晋治保育所長がスライドを用いて報告、そして夕食で楽しい交流。
主題講演は、「部落差別と自己疎外」という題で、部落解放同盟広島県連副委員長得田正明さんが最近起った二つの事件を話した。
一つは、呉市連続大量差別紙片ばらまき事件で、二〇〇四年から四年間、「誰々は部落民」という差別ビラ一三七、二三九枚を呉市中心にばらまいた事件である。
もう一つは、「呉市離婚強要差別事件」である。
二四年間夫婦仲良く暮していたのに、夫の両親が被差別部落出身の妻に離婚を強要し、別れさせた。
結末は、双方とも不幸に終った悲しい事件であった。
両事件と取り組んだ講師の話は、皆の胸を熱くした。
差別は、人間の心を疎外するものである。だから、部落の人も、非部落の人も、同じ地域の中では、同悲同苦の思いで暮したらいいと強調された。
同悲同苦ときいて、イエスが、喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさいとの教えを思い浮かべた。
翌日はJR広島駅近くの尾長地区あいあいプラザに行き、野田末広さん(同盟尾長支部長)から地区の歴史と現状についてきいた。
近隣の人で差別意識の強い人びとが、尾長という名をはずして、町名を変える運動をしたり、神社の名すら変えようとして失敗した事をきいた。
一時間程町内の被差別の実情を見させてもらった。
プラザに戻り、質疑応答、意見交換の時を持った。
三吉小祈牧師(広島府中教会)の説教で閉会礼拝。
教区議長柴田もゆる牧師(廿日市教会)が「二日間の現場研修は、有意義だった。今もある部落差別をしっかり、受けとめ、差別をなくすため、励みましょう」と締め括りの挨拶をした。
(東岡山治報)

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