【4877・78号】《教区教育担当者会/教会教育セミナー報告》

 40総会期教区教育担当者会が1月29、30日、名古屋・中京教会、金城学院中学校にて開催された。24名の参加があった。

 1日目、開会礼拝後、それぞれの教区・支区より報告があった。広大なエリアを擁する教区の報告から、ひとつの教区として教育活動に携わる困難さが伝えられた。地域によって、特に中高生活動が可能かどうかの差も顕著であることも浮かび上がった。また現在教会学校の活動をしていない、教会学校そのものがない教会は、地方、都会に関わらず、かなりの数にのぼるであろうことが伺えた。子どもが少ないとされる中で、ひとつの地域としてどのように教育活動を共にしていくか、その試行錯誤と労苦が分かち合われた。

 しかし、その中で少なからぬ試みが報告された。例えば、今年度は様々な場所で「子どもに届く説教」をテーマにした講演会が開催された。また、教区を越えた交流がいくつも生まれ、良い交わりの機会となっていることなども、映像を交えて報告された。続いて教育委員より台湾ユースミッション、リフォユース500が報告・案内された。ここで用いられた映像、教区報告で用いられた映像ほとんどが教団に連なる青年たちによって作られた、完成度の高いものであった。

 夕食を兼ねた分団を経て、教会教育セミナーを開催した。名古屋を中心にした諸教会から46名参加した。テーマは「子どもに届く説教—聖書を子どもに伝えるために」。筧伸子委員が講師として「イエスさまを裏切ったペトロ」という題の説教を実演。その後、説教準備についての方法や注意点などが語られた。質疑応答の時間をもって、セミナーを含めた第1日目を終了した。

 2日目は金城学院中学校を訪問。朝早く忙しい時間であったにも関わらず、参加者はホームルーム前の職員礼拝から参加させてもらった。その後、教室での放送礼拝を共に守った。朝の目まぐるしいスケジュールの中で、いかに職員礼拝と朝礼拝を大切に守るのかを体感した。

 礼拝後は、聖書科の後藤田典子教諭より学校説明を受けた。名古屋で唯一のプロテスタントの女子校として、教会と密接につながろうとする取り組みがあった。後藤田教諭をはじめ、名古屋だけでなく三重や岐阜などの地域を積極的に支えている聖書科教諭がいる。学校での礼拝で終わらず、きちんと生徒たちに教会の礼拝に出てほしいという思い、また都会だけでなく地方の教会も自分たちが支えるという熱意が話の中から伝わってきた。また、参加者は「道徳」の教科書を実際に見る機会を得た。難しい時代の中で何を大切にし、何を選び取っていくのか。後藤田教諭との懇談から多くの示唆を得たひとときだった。

 最後に再び分団で話し合い、まとめの後、閉会祈祷をもって閉会した。 (望月麻生報)

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