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【4877・78号】予算決算委員会 17年度第一次補正予算、差損130万円に

2018年3月3日

 第4回予算決算委員会は、全委員が出席して、1月26日に教団会議室で行われた。最初に、道家紀一総幹事事務取扱より、教団事務局等報告が行なわれ、大三島義孝宣教部担当幹事が、財務幹事を兼任することが報告された。また、目標が1億8000万円の熊本・大分地震被災教会会堂等再建支援募金の状況は、9525万4656円(2017年11月13日現在)であることが報告された。

 次に、道家総幹事事務取扱より、2017年度予算の第一次補正について、次の説明が行われた。事業活動収入「第4款利子・雑収入」の504万円の増加分は、伝道所廃止による教団特別財産(土地)の売却収入である。そして、事業活動支出「第1款総会関係費」が、伝道所廃止に伴う教団特別財産処理費用(建物の解体除却費用)約300万円、教団伝道対策検討委員会の増額分約160万円等を含む650万7000円増額になることと、「第6款他団体分担金」の92万6000円の増額や、「第8款事務費」の「第1項人件費」の745万3000円の減額や、その他に会館地下倉庫耐震補強のための備品等の入れ替え等のため、2017年度予算の第一次補正が必要なことが報告された。補正による増額分は、642万5000円であるが、このうち約520万円は、前年度に執行すべきであった伝道資金への繰出金であるため、この補正における実質の差損は約130万円である。この報告を受けて、委員会は協議を行ったが、これらの支出の必要を認め承認した。しかし、何か特別なことを実施すれば差損が発生する教団の財務体質は憂慮すべき段階に達しているとの意見も述べられた。

 また、今後の予定について検討し、第40総会期第2回全国財務委員長会議を2018年9月20~21日に行うことを決定した。今回の全国財務委員長会議でも、財政から見る伝道の対策について協議を行う予定である。ただ、この会議の主題等の詳細については、教団伝道対策検討委員会の議論の推移を考慮しながら、次回の委員会で決定することとした。 (宇田 真報)

教団新報
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